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      2025親父の日記の記載始まりました
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鮎釣り講習会のお知らせ

 山路では今シーズンも石成氏による鮎釣り講習会を企画しました。
昨年の講習会での見直しとして今回は参加人数と釣り人のレベルを分けておこない
より参加者の技術向上に繋げてゆくのが目的です。
一回の参加人数は3名として初心者、中級者、上級へのステップアップにと3回に分けました
日程等は下記の通りです

1、初心者講習会予定日   8月16日(土)      募集人数3名
2、中級者講習会予定日   8月17日(日)      募集人数3名
3、上級者講習会予定日   9月7日 (日)      募集人数3名

以下どのコースも同じ

参加費  3.000円  (昼食代とオトリ2匹)  遊漁券は各自で用意して下さい。
集合場所と時刻    旅館山路 午前8時
申込場所と締切日   旅館山路(0254-64-1296)  応募人数に達した時点


初心者コース及び中級者コースは女川か大石川で行います
上級コースは荒川を予定していますので 仕掛に金属ライン等も準備して下さい

※ 増水や大雨で釣りが困難な場合は仕掛作り講習等に変更があります

7/18

 暑い日が続いている。先日の台風で少量の雨が降ったが河川の水量は殆ど変わらなかった。女川は渇水、大石川は水温が低くて釣れない様だ。頼みは荒川本流なのだがポツリポツリの様だ。先週の土曜日に井口氏が丸山大橋下流で竿を出して10匹ほど釣ってきた。その日の水温は日中で17度位だったとか。あれから5日が過ぎ、昨日の朝にKさんが宿前で手を入れてみたが三面川より2度は低いと言っていた。Kさん親子は三面川本流で2日間釣りをした。
釣果もサイズもイマイチの様だが親子で釣りを楽しめる環境の方が素晴らしい。
宿に戻ると「今日も、息子に負けたよ」と言いながらのKさんの表情が嬉しそうだった。
 先日に泊まった人達も当館とは長い付き合いだ。若かりし頃の姿と今とを比べながら時の流れを感じてしまう。見送りのとき、「来年はどうなるか解らないよ」と80歳を前にした言葉は親父にもそのまま木霊する。日記を書いているとき年券とオトリを買い求める釣り人があった。82歳だと言う、「釣りの感触が忘れられなくて・・。」楽しい人生に万歳だ。

7/12

 5日ぶりに日記を書いた。雨も降らずに女川は渇水のままだ。かと思えば一昨日には荒川は濁りが入った。里では降らなかったが山では一時的に雨が降った様だが、水量も変わらず、鮎の活性にはならない。釣り人も少なく、オトリを買いにくる人も疎らだ。そして「何処へ行っても釣れないね」と合言葉の様に話に出てくるのであった。もう少し待てば荒川で釣れ出すだろうと先日、草刈機を持って高瀬側に3箇所、丸山大橋下流の左岸に1箇所道をつけてきたが、連日の熊情報で襲われないかと後ろが気になっての草刈だった。

7/7(月)

 5日の朝早くにYさんから今夜泊まれるかと電話が入る。いつもは独りでの釣り行動なのに
二人での宿泊らしい。誰と来るのかと想像を巡らすがピンとこない。まぁ、来れば判るさと
夕方を待つことにする。鮎が釣れないのでポツリポツリとしかオトリを買いにくる人は少ない。雨が欲しい時なのだが雨量は少なく女川は渇水と垢腐れで鮎の活性が悪い。
荒川と大石川は水温低く、鮎の成長も遅れている様だ。後2週間は待たなければならないだろう。 夕方、Yさんが宿に着く。今日は温海川で釣りをして来たそうだ。ソコソコに釣れたよと言っていた。夕食の時に詳しい話を聞くと、連れはKさんといって小学校の時からの同級生、鮎釣りは初心者で教えながら釣りを楽しんできたとの事。「なぁんだ女性ではなかったのか」と言うと同行者のKさんから「それは無理、無理」と笑いになった。
Yさん言うには「道具からオトリの鼻かん通しまで全てやってあげてさ」と言いながらも
楽しそうな雰囲気だ。「いつも独りなのに、連れがいると楽しいでしょ」と聞くと「楽しいよ」と言葉が返ってきた。その後も和気藹々と話は弾み、時間だけが流れていった。
よく日の朝、釣ってきた鮎を視ながら「小さい鮎もいるけど、大きいのもいるでしょう」と温海川の鮎を見せてくれた。「親父さんにやるよ」の言葉を残し、帰宅する二人であった。

7/5(土)

 3 日の昼頃にM師匠が魚野川から移動して宿に着いた。魚野川もあまり良くなかったらしい。早々にオトリを持って川の様子を探りに出かけて行った。夕方に帰って来たので情報を聞くと大石川の水温は10度と低く、冷たくて釣りどころでなかったらしい。鮎も視えなかったと云う。本流では温泉橋下流と宿の前で竿を出したが水も冷たく、8匹だったと笑っていた。釣った鮎もまだ小さく15㎝に満たないくらい。話によれば、昨年より鮎が多く視えるので8月に入れば良くなるかもと話して着替えるとトンボ帰りで帰宅した。
今年もM師匠による鮎釣り講習会を企画する予定なので日程が決まり次第募集します。
入れ替わるようにNさんとTさんが府屋大川で釣りをして宿に着いた。大川で半日で20数匹づつ釣れたらしい。「大川は良かったよ」と二人の言葉であった。
夜になり、食事中の二人から荒川水系の情報が聞きたいと指名される。「妻から程々にね」と釘を刺されていたのに雑談に花が咲き、一向に終わらない。いつもの事なのだが・・・。そんな話の中でどこに釣りに行った、あそこに行ったとの話になった。そこで親父は言った。「若い時は何処にでも良いが、歳をとったら誰と行ったかを大事にした方が良いよ」と・・。歳とともに釣り仲間は減ってゆく、独りでの楽しみより、仲間との釣りが楽しみを倍増するものだ。仲間を大切に思う心が自分の幸せに返ってくる・・。Nさんが言った「ここなら独りでも泊まれる。女将さんや親父さんが話し相手になってくれるから・・。」と。
釣り人の心を大事にして、互いの人生に豊さをと改めて思う夜であった。
翌日、二人は早々に川から帰って来た。女川は釣れそうもなかったので本流の高田橋下で竿を出したが釣れなかったとの事であった。
夕方、地元のS氏が情報を持って来てくれた。荒川大橋下流で数時間で12匹ほど釣れたが、3匹程が17㎝位、他は小さかったとの事であった。花立頭首工下は小さい鮎は多いが群れていて釣れないと。温海川の話もあって、「温海川は良かったよ、鮎がいるよ」と言っていた。今は大きい河川より、小さい河川が良いようだ。どの河川も遡上は昨年より良さそうなので今後に期待。

7/3(木)

 昨日の朝、あの人がオトリ買いに来るのではと予想いていたらその通りとなって驚いた。
変な直感は当たるのだなぁと思いながらオトリを渡す。前日は三面川本流で竿を出したが
ボーズだったと話し、今日は女川でと出かけて行った。その後にオトリを買いに来たのは独りだけと淋しい一日だった。午後3時頃にS 氏がオトリ缶を浸けに寄って話すには、午後から水温が27度と上がって釣れなくなったので早く戻ってきたとのこと。そして他に釣り人の姿は無かったと言うので、「二人が行った筈なのだが」と言うと見なかったと話す。「釣果は解禁日は9匹だったけど今日は15か16かな、サイズも前日より良かったよ」と言っていた。
今日午前8時に日記を付けているが、今朝は6人のお客がオトリを買いに来た。その中に昨日買いに来た人が居たので話を聞くと釣れなくてオトリが弱って長く出来なかったらしい。
今日はオトリを4匹持って大石川に出かけて行った。井口氏もシーズン初の鮎釣りで温泉橋下
で竿を出してみるとの事、情報を待つ親父であった。

7/1火

 今朝4時半に妻に起こされる。今日から3ヶ月間は早起きが親父の仕事。
解禁日は5時からのオトリ販売なのだが、早起きしても朝早くに誰も来ないかもとゆっくり準備をしていると妻から「お客さんが車で待っているよ」と声が掛かる。まだ早いじゃんと時計を見ながら外に出ると福島ナンバーの車が停まっている。「早いね」と笑いながら声をかけてオトリの準備をしてあげる。昨年の解禁が良かったので今年もと勇んで駆けつけたのに
期待通りにはいかない今シーズンの様だ。状況を説明して見送った。その後も15人程の釣り師が顔を見せてくれて「今年も宜しくお願いします」と挨拶されると「始まったな」と実感して、元気な顔を見て嬉しかった。解禁日の女川で鮎を釣る昼近くに息子が女川に様子を見に出かけた。帰ってきたので話を聞くと「殆どの人が釣れないか数匹の様だよ、Sさんに釣果を聞くと5匹と言っていた、あの上手な人がそうなら他の人は釣れないかも・・。もう一人上手な人が居てクーラーボックスの中を見せてくれた、9匹釣っていてその中に1匹だけ大きい鮎を釣っていたけどね」と息子の報告であった。「やっぱり釣れなかったかぁ」とため息をつく親父であった。
S氏のシーズンが始まった解禁日の女川の鮎

6/30

 いよいよ明日から荒川水系の鮎釣りが解禁します。
今年の鮎釣りはどうなるのか不安がありながらも解禁が楽しみでもあります。
一週間ほど前に試し釣りが行われたとの事でしたが釣果は悪かったと聞いています。
今年は雪消えが遅く、遠くの山には残雪が見えます。水温も低く、鮎の成長や活性にも影響がでている様です。そんな訳で親父もゆっくりと日記を記載しております。又、例年ならば女川に大きめの湖産鮎を解禁に釣れる様にと放流しておりましたが、今年は荒川のみの放流となりましたので、釣れる様になる時期が遅れそうです。昔から荒川水系が釣れだすのは8月に近づいた頃からなので、釣果情報などを確かめてからお出かけ下さい。ただ、隣の三面川水系は良さそうなので、待ちきれない太公望は三面川水系をお勧め致します。
明日の解禁は平日なのでオトリを買いに来る釣り師は少数かと思われますが、解禁日なので
平常より30分早い午前5時から販売致します。平常は朝5時半からなので間違わないで下さい。
今年も親父の日記を拝読して楽しいシーズンを過ごして下さい・・。