風倉山(931m)山行報告

10月19日(日)晴れ 参加者:伊丹、岩渕、菅原、渋谷(良)、阿部(健)
 五十公野公園駐車場7:00→ 登山口8:00→ 山頂10:30 → 登山口14:10→ 胎内ヒュッテ(入浴)
風倉山は、スキーに行ってよく見る山であるが、自分の中ではあまり気に留めるよう な山でなかった。せいぜい五頭山位の山行なのかと思って参加してみた。
しかし、登り始めると全然違う。初めは急登でしかも足場が悪い。下山の時は大変だ なあと思いながら登り始めた。次第にヤセ尾根になり左右どちらを見ても身震いがする ほど切り立っている。私は岩場とヤセ尾根が大の苦手である。
それでもみんなは淡々と歩いている。凄いなあと思いながら山頂を目指した。山頂は 狭かったが、思いのほか眺めは良い所であった。下山は足元に気をつけて一歩一歩下り てきた。
この日は天気に恵まれて楽しい山行であったが、雨の日や雨上がりの日は遠慮したい ような山であった。

報告:阿部(健)

二王子岳(1420m)鐘下し山行報告 ~ 初「青春の鐘」下し登山に参加して ~
11月2日(日)曇りのち雨 参加者:阿部夫妻、岩渕、渋谷(良)、伊丹
 モンテ恒例の鐘下し計画では、当初11月3日(月)午前6時30分五十公野公園集 合でしたが、阿部(ツ)さんより「3日は、悪天候が予想されるので、2日6時に変更 します。」との連絡が入りました。私も天候については2~3日前から心配していまし た。
2日午前6時五十公野公園集合、出発。2台の車で二王子神社へ。今にも雨が降りそ うな空模様、。 到着後、すぐに身支度をしていると、阿部(ツ)さんより「今回 は降水確率午前30%、午後70%の予報なので昼飯は、一王子小屋でします。そこに 荷物を置いて、必要なものだけ持って、頂上へすぐ登りたい。雨が降らないうちに作業 してすぐに引き返します。ゆっくり登山小休止程度で登ります。」
えっ! 私、大丈夫だろうか?(初参加老女は、一人不安になる。)
6時33分登山口を出発、渋谷さんを先頭に私、岩渕さん、阿部夫妻と続く。ひたす ら渋谷さんの後を登ります。雨が降らないよう祈りながら1時間足らずで一王子小屋に 到着。荷物を置き雨具を着てすぐに出発です。少々雨が当たってきましたが、大降りに ならず、4、5、6合目、。すると、一人 の青年に逢う。何と1時間30分で頂上へ登っ て来たという、。ここから先は、だんだん 霧の中へ入っていく感じです。7~8合目へと 進み、油こぼし、お花畑、三王子神社、奥之院 へと通過し、いつのまにか山頂に到着(10 時)。周りの景色も何もかも老女には目に入ら ず、ただひたすら登って、念願の「青春の鐘」に会えました。
早速、二王子恒例の鐘下し作業に、私はただ見ているだけです。渋谷さんが小屋より三 脚を出し、山頂で写真を撮り、鐘下しです。私は三脚を押さえるだけです。渋谷さんの 下した鐘を私はこの手で初めて持ってみました。けっこう重いので両手でしっかり持た ないとダメ、。阿部(ツ)さんがなにやら私の口の中へ押し込みました。両手のふ さがった私です。口の周りがチョコだらけの顔に、岩渕さんがすかさずシャッターをパ チリ、 やられましたネ、。でもすごく嬉しかったです。夢にも思わなかっ た鐘下し作業に参加出来たことに感謝しております。頂上はやはり何も見えず残念。小 屋へ引き返し、岩渕さんの果物を頂き軽食をとりすぐに下山(10時24分)。すると 8合目あたりからなんと薄日が差してきたのです。紅葉が美しく映えます。新発田の街 もよく見えます。雨具もいらなくなり、水場で美味しい水を味わい、阿部(ツ)さんか ら梨などを頂きルンルンです。(晴れ老女)すると朝の青年がまた登って来ました。忘 れ物?いいえ2回目の登山でびっくりです。あ、ぁ、私も40年若ければ、でも無 理だわー。早く一王子小屋に入るのが楽しみだ。阿部(ツ)さんは、昼食の用意のため 一足先に走って下って行く。会報で知っていたのですが凄いですね。「カモ肉、豚肉入 り特製野菜きのこ汁うどん」でしょうか?とにかく美味しい!そして「ズンダ餅」は絶 妙な味です。他にも岩渕さんの海苔巻、漬物など、心も体も温まりました。前日からの 準備、材料の仕込みに本当に頭が下がります。あの大きな荷物はみんなの為に背負って きたのですね。阿部夫妻に感謝です。ここで私の一つの目的を白状します。昼食会を何 より楽しみにしていました。(花よりダンゴ老女) 「若さ+リュックの重さ=老体+リュックの軽さ」でご理解ください。
13時8分、懐かしい一王子神社の石碑経由で下山してもらいました。(昔必ず通っ た所)
13時58分に無事二王子神社到着。神社に手を合わせ、渋谷さんと別れ、阿部夫妻 の車に乗り込む。すると危機一髪雨が降り出しました。もう少し遅れれば大雨に当たっ たことでしょう。阿部夫妻の的確な判断と指示、恐れ入ります。雨にも当たらず無事鐘 下しに参加できました。今年一番の感動日でしょう。
皆さん本当に有難うございました。

報告:伊丹

五頭連峰 野須張(902.8m)山行報告

9月28日(日)晴れ 参加者:渋谷(良)、菅原、小林(美)
 五十公野公園駐車場6時30分集合、岩渕さんが急遽行かれなくなり3人となりまし た。縦走の為、渋谷車と小林車2台で出発。菅原車は新車なので今回の山道は辞退し、 アルプスに行く時に車を出しますとの事です。下りる予定の石間登山口では、地元の人 たちが道整備の草刈りの作業中でした。刈り終えたばかりの道の端に小林車をデポし、 渋谷車で石戸登山口向かいました。石戸登山口への山道もとても細いのですが、駐車場 は砕石場の跡?で広いです。仕度を整えて7時50分出発。登り始めに小さな祠があり ました。10分ほど登った所で、渋谷さんから「念の為に聞くけど、車のカギ持った?」 と聞かれました。そこでやっと車にカギを忘れた事に気付き、渋谷さんが取りに戻って くれました。申し訳ありません。8時25分再出発。登り出して直ぐ、道の真ん中に真 新しい大きな熊のウ○○が出迎えてくれました。登りは私には結構な急勾配で、アップ ダウンがいくつも続きます。天気が良いのに風がなくて暑かったです。山の稜線はうっ すらと赤く見える程度でしたが、周りの山々と下に見える三川のゴルフ場のグリーンが きれいでした。10時釜場清水。水場に続く道(渋谷さん確認)と二股に分かれて、そ こを右側に進みました。11時野須張到着。菱から宝珠山縦走の分岐で開けて視界良好、 順番に写真撮影しました。お腹もすいてきましたが、昼食はお預けで先に進みました。 野須張から左へ進んで、11時40分大蛇山到着。ピッケルを持ったかわいいお地蔵さ んが建っています。ノンアルビールが出て乾杯し、ゆっくりと昼食をとりました。12 時50分大蛇山出発。お腹が満たされた重い身体では歩みもきつくなり、稜線の先の宝 珠山までとても遠く感じられました。13時35分宝珠山到着。やっと登山者に会えま した。登山口から野須張、大蛇山、宝珠山までの登山道は道幅もあり、きれいに整備さ れています。稜線の道の真ん中には、昔の安田町と三川村の名が付いた境の杭が続いて 打たれています。道も眺めも良いルートですが、他に誰ひとり出会わない貸し切り状態 でした。宝珠山では風もあり、少し涼しくなった所で、新潟から来られた御夫婦に写真 をお願いしました。御夫婦はこれから下るルートを登ってきたとの事、詳細をお聞きし て13時50分下山しました。草水口と石間口の分岐を心配していましたが、知らぬ間に通り過ぎていました。一気に下る道で、眼下に49号線と阿賀野川の景色が見えてき ます。道の所々に熊よけの鐘(炊飯器の釜や鉄パイプ)が吊るされていて、鳴らしなが ら下りました。15時、石間登山口到着。デポしていた小林車で、石戸登山口まで渋谷 車を取りに行きました。もし渋谷さんの一言がなかったら、石間から石戸までの4,5 キロを歩いたかもしれません。国道をヒッチハイクでしょうか。良い教訓になりました。 帰りは宝珠温泉で入浴し、さっぱりして新発田に帰りました。
今回のルートは、初めてで長かったですが、渋谷さんと菅原さんのおかげで、楽しい 山行になりました。ありがとうございました。

報告:小林

飯豊連峰 大石山(1567m 胎内市)山行報告 足の松尾根

7月13日(日)くもりのち小雨 参加者:阿部(健)、大川原
日本列島に甚大な被害をおよぼした台風8号もその後、温帯低気圧に変わった。飯豊 の足の松尾根には魅力が無いのか? 参加希望者は渋谷(良)さんのみ、電話のベルが 鳴る「阿部です、足の松尾根お願いします」これで参加者3人。また電話のベルが「渋 谷です、急遽仕事の都合で」残念、こんな所まで台風8号の影響が。もうすぐ還暦の阿 部ちゃんと年金生活者の私との2人での山行。
4:30新発田発、車中にて阿部ちゃんより「6月の末に二人目の孫が誕生(ななみ ちゃん)した」との話を聞く、5:05奥胎内ヒュッテ着、早速身支度をする。乗り合 いタクシーの一番発は5:30とあるが定員に達したのか5:10に一番が発車した。 私達は5:30発の乗り合いタクシーに乗車する事となった、定員オーバーの11人を 乗せ出発。5:40登山口着。
乗車料金の300円を支払い、5:50登山開始。昨夜の寝不足と朝一の急登は身体 にきつい、阿部ちゃんの「ゆっくり一時間歩き休憩しましょう」の「ゆっくり」を信じ 歯を食いしばり頑張る事とする二か所有る厭らしい岩場も無事通過、6:40姫子の松 をスルーし、約束の一時間が経過したので、小高いピークで休憩とする。7:50ヒド ノ峰(1080m)にて二度目の休憩、台風一過が快晴をもたらしてくれるはずであっ たが、空は薄曇りで微風、登山条件は悪くはないが厭らしい汗が出る。最後の急登だ、 以前はブナ林の中に立派な水場があったが今は跡形も無い、8:30イチジ峰(126 5m)着、三度目の休憩。ここで前期高齢者の二人組に抜かれ少し悔しい思いをする、 あれやこれやと言い訳を考えるが適当な言い訳が見つからない「残念」。 9:15西 の峰(1515m)着、杁差岳から門内岳へと連なる飯豊連峰の稜線のすばらしさ、満 足満足。それと、今にも朽ちそうなヒメサユリ二輪がかろうじてさいていた、ヒメサユ リにも感謝感謝。9:15飯豊連峰の稜線に立つ、大石山だ。杁差岳方面へ行くべきか? 頼母木小屋方面に行くべきか?そんな思案していると、ポツリポツリと小雨が降り出 す。天気予報では午後からくずれるとの事、山の天候は一足早いようだ、雲の様子もお かしい。他の登山者も「今日はここまでだね」との事、我々もカッパを着て、早目の昼 食を取り勇気ある撤退とする事とした。9:45下山開始、一足先に下山を開始したト レールラン用装備の夫婦は快調な足どりで下る。トレールラン用装備の若者のグループ も快調な足どりだ。我々は各関節の痛みと筋肉痛に耐え12:10無事、登山口に着く。 チカレタビ〰。登山口には乗り合いタクシーが待っていた、奥胎内ヒュッテ行きは1 3:00発であるが、私達の為に臨時便をだしてくれるとの事、ラッキー。運転手さん によると、「野鳥を撮影するために数十万〜数百万円もするカメラを持ってくる人もいる」そうな。羨ましい、せめて1万円のトレールラン用シューズが欲しい、次回の年金 振込日はーーーー魔法の靴が欲しい、靴さえ手に入れればーーーーーー。
12:30奥胎内ヒュッテ着。13:20新発田着、今回の山行も無事終了。近藤会 長に無事下山の連絡を入れる。

報告:大川原

二王子岳ペンキ塗り山行報告

8月3日(日)くもりのち雷雨 参加者:先発隊 大川原、岩渕   後発隊 阿部(健)、阿部(ツ)
今回のペンキ塗り担当は、私、渋谷(良)の担当であったが、急に集落の行事が入り、 担当を大川原副会長にお願いした。参加者は4人、しかし、阿部夫妻は墓地の共同草刈 りで遅れるとのことなので先発隊は日中の暑さを避け5時30分に五十公野公園駐車 場を出発した。そして、二王子神社登山口には6時20分出発、最初は快調に歩き始め たが、途中、1人体調が悪くなり、三合目100m手前の急登で同行者の判断で撤退す ることとなった。下山途中、杉林の中で後発隊と遭遇、ここでペンキ塗用の七つ道具を 託す。その後、先発隊は無事に下山し、渋谷経由で近藤会長に状況を連絡した。
一方、健脚の後発隊は、責任を果たすべく暑さのなか快調にペースを上げ、12時に 山頂に到着し、昼食を挟みながら、ペンキ塗りを完了した。このたびは天候の悪化で一 回塗りとなったが、西側の痛みの激しい場所は一部二回塗りが出来た。なお、ペンキ塗 りの際は、山頂に着いた小学生や興味深そうに眺めていた登山者を巻き込んで塗り終え たとのこと。そして、塗り終えて30分後に雨が降り出し15時下山開始、三合目付近 では激しい雷、16時30分に無事下山したとのことでした。
今回は4人の連携で無事に塗り終えることが出来ました。特に阿部夫妻、お疲れさま でした。

報告:渋谷 (聞き取り報告でした)

馬ノ髪山山行報告

6月1日(日)快晴
参加者:岩渕、山﨑、大川原

集合時間は7時であるが、6時半に集合場所の五十公野公園に着く、日曜日のせいか 朝早くから犬に連れられ散歩する人、ホノルルマラソンを夢見てジョギングする人、遊 具場で孫の子守をしている老人、幸せそうなカップル達、前日の飲み過ぎにも負けず消 防訓練(ハイドランド操法)に汗を流している人達をウオッチングしながら、何故か知 らないがパワーを貰った気がした。
岩渕さん、山﨑さん着。予定時刻の7時に五十公野公園を出発する。車内で岩渕さん より前回の会山行(守門岳・入塩川)の報告を楽しく聞かされ羨ましく思う。山﨑さん からは会山行の米山と山開きの二王子岳を近藤会長、伊丹さんと行って来たとの事、こ れまた羨ましい。何時の間にか登山口に着く、7時40分。7時47 分、登山開始。すぐ砂防堰堤が見え、その脇を登り増谷沢沿いに進む、苔の 付いた石はヌルヌルし滑りやすい注意しながら渡渉を16回程繰り返すと尾根の取り 付きに着いた。8時7分、馬の「たて髪」部分に当たる尾根道を登る、なかなかの急登である、尾根つたいにある天然杉は見事である(天然ぼけの三人は休憩の合図を「ヒヒ -ン」と決めた)、五葉松、ブナもある。どこからか「ヒヒ-ン」の声が聞こえる一服 休憩の合図である、またまた「ヒヒ-ン」の声が「ヒヒ-ン」「ヒヒ-ン」-----。尾根 道には、あちらこちらに首長族の様なイワカガミ?が首を長くして咲いていた、ヒメサ ユリも一輪だけ我々を出むかえてくれた,一輪だけに喜びは倍返しだ。チゴユリは群生。 半鐘ズルと言う名の花も(岩渕さんによると、花弁が白色で半鐘の様な形をし、ツルが 有る。)咲いていた。下界は、30°C位には成っているだろう、急登も天然杉などの大 木が日差しをさけてくれ助かる。時折沢からの涼しい風が何よりのプレゼント、胸のボ タンを一つ外しこのプレゼントを身体全体に受け止める。9時 15分ようやく急登が終 わり扇の平に着く。名の通り平坦な所、ここでは「ヒヒーン」の声は聞こえない。 9時30分今年の干支山「三等三角点のある馬ノ髪山757m」に着く。山頂は360 度の大パノラマで、残雪の飯豊連峰の美しさは格別。刈り払いの行き届いた山頂は直射 日光が容赦なく降り注ぐ。「あっちぇー」お約束のビールで乾杯、そして記念写真。10時6分、下山開始。急な下りの途中に抱き付くのに最適な杉があり、昔を思い出 し抱き付き胸キュンしながら無事、急な下りを終える。ヌルヌルの増谷沢には赤ミズ・ 青ミズがあり晩のご馳走にと少し頂く。11時20分、登山口着。帰りは、上網木集落から新発田方面とは逆の新谷川方面に向かい今日、登った馬ノ髪 山の全容を確認し、五十公野公園駐車場へと車を走らせた。12時、五十公野公園駐車 場にて半日登山を終了した。

報告:大川原

二王子岳山開き安全祈願祭及び登山報告(個人山行)

5月25日(日)くもり 参加者:近藤、伊丹、山崎
新発田市観光協会より「平成26年度の二王子岳山開き安全祈願祭開催について」の 案内が届いており、初めて参加することにした。どうせ参加するなら登山もしようかな と思い、先々週米山登山に同行した伊丹さんと山崎さんを誘うことにした。二人は二王 子岳に登りたいと思っていたが、会の鐘上げ、鐘下げ行事に時期的なことで参加出来な かったとのこと。今の時期であれば登りたいとのことなので三人で個人山行として行く ことにした。
当日は会山行の守門登山と重なっていたので、山田さんに両登山の緊急連絡先をお願 いした。安全祈願祭は、二王子神社拝殿において市・県の議員、関係官庁、山岳会関係 者等の来賓が多数参加し登山の安全を祈願した。安全祈願祭終了後の午前8時過ぎに登 山口を出発。平成22年の三代目釣鐘建設以来の二王子岳登山で体調を考えると心配で あったが、やはり持病の痙攣が足にでてしまった。だいたい3時間を超えるとでるみた いで他の二人に先に行ってもらうことにした。足に何回か経皮吸収鎮痛剤を塗りながら ようやく5時間かけて頂上に到着した。天候は曇りで展望はいまいちであったが、新緑 と残雪のコントラストが綺麗で伊丹さん、山崎さんとも満足げの様子であった。
会山行の鐘上げ、鐘下げにも参加したいが体力的に不安で参加をためらっている会員 も多いと思う。この行事はモンテローザ新発田のメイン行事なので、何とか全員参加に 近い形のものにしたい。この山行を通じて経験や体力がなくても気力やヤル気があれば 何とかなると実感したので、あとはみなさんが登れるように時期や時間、登り方を工夫 して計画すれば出来るのではないでしょうか。
下山は午後2時出発。ゆっくり歩行で神社には午後5時20分に到着した。

報告:近藤

守門大岳(1432m 長岡市)山行報告

5月25日(日)くもりのち晴れ 参加者:阿部(ツ)、阿部(健)、岩渕、小林(美)
 五十公野公園5時15分集合、申し込みは岩渕優子さん、小林美代子さんのお二人。 そこで我が夫を誘い4人で出発。前日に長岡市役所に聞いたところ、雨が続いて入山し ていないが、今年は雪が少ないし、当日は早目に出て赤テープを付けて登るそうなので 安心して出かける。
今年は道に迷うことなく6時35分に駐車場に着く。7時、登山口に登山届を出して 出発。大きな沢を二つ渡ると山の神が祀られているところにロウソクの火がついてい た。今日の安全をお祈りする。三角点までは大小30以上の沢を渡り返しながら進む。 8時10分に三角点に着く。
ここからゆるゆると進む。造林地の杉林を過ぎると、大き く背が高く真っ直ぐに伸びたブナ林が2Kmほど続く。
自分たちが小人になったような気持ちになる。
このブナ林を見たくてここへ来るのだが、本当に凄い。標高が上がるにあばらせ つれて雪が多くなり、ブナの高さも低くなってくる。雨晴手前で休憩をとる。優子さんが「今年はツバメオモトが咲いていないね。」と言ったが、一株、私たちを待っていた ように綺麗に咲いていた。ここから急登になるので、ゆっくり歩き、美代ちゃんの痙攣 も出ることなく山頂に着いた。
11時の神事に参加し、お祓いを受ける。参拝する方が大勢いるので私たちは先に昼 食とする。食べているそばで8人ほどの子供が岩の上で遊んでいる。モンテローザもこ んなことがあったなと懐かしい思いがする。今年はお神酒を頂かなかったが、“登山安 全祈願”と書かれた素敵な木札を頂いた。モンテの旗を持ち記念写真を撮り下山する。 青空が広がってきたので「どこかで休もうか」と言っていたら、入塩川山岳会の人が雨 晴清水を教えてくれるとのことでついて行く。標識が分かりづらいが、雪が消えればは っきりするかもしれない。湧水なので雪解け水とは違い、やわらかく美味しい。優子ち ゃんと美代ちゃんは登るときに見つけておいたコシアブラをゲットする。三角点に着 く。そこで会ったお二人は山梨県と埼玉県から来たそうだ。去年来て良かったとのこと。 お二人は、後日新聞に写真入りで載っていた。
今年も登山口の沢のところで山岳会の方々がお汁のサービス。ウルイの天ぷらも美味 しく頂いた。
3時15分、車に戻り無事新発田へ。参加して頂いたみなさんありがとうございまし た。

報告:阿部(ツ)



米山登山(992.6m 柏崎市)山行報告

5月11日(日)快晴
参加者:近藤、伊丹、山﨑

当初計画の高森山は雪が多い為無理との事、伊丹さんと熊のでない山を要望し、米山 を計画してもらいました。6時、新発田コモタウンを近藤車(デミオ)で出発し、8時 30分、駐車場に到着、近藤さんから頂いたオロナミン C を飲み、大平登山口で、[山 頂まで2時間30分・頂上まで2700m]の標柱を見て9時に、元気ハツラツ3人で 出発しました。
 登り口から整備された木道の登山道をゆっくり登りました。近藤さんが「新潟花の山 の本には米山入っていないけれど、いろいろな花が咲いているなあ」と言う通り、二輪 草・ショウジョウバカマ・岩鏡・すみれ等が咲いていました。そのうち、近藤さんが、 イカリ草(いかりや長介)椿(あんこ椿は恋の花都はるみ)キクザキイチゲ(市毛良枝 好きだなあ)などと、言い始めたので楽しく登ることができました。10時、二の字の 広場に到着、目の前に頂上小屋が見えましたが、(771mの標柱)まだ3分の1も来 ていないの?と歩き続けていると、近藤さんから今度はくずまんじゅうを頂き、力を蓄 えガンバリ岩(大きな岩にガンバレと書いてある)までがんばろうと声をかけてもらう。 途中新緑がとっても美しいブナ林で写真を撮ったり、遠くの山並みを見たりしながらつ いに11時15分、「ガンバレ岩」に到着しました。ここから頂上まで40分ぐらいか かるとの事、ガンバレ岩からもらった元気を糧に登り続けました。途中[巳羅場]という 昔は女の人はここまでしか登れなかった所に来ました。今は登ることができて良かった ねと言いながら進みました。(女じゃなくなったから大丈夫なんて声も聞こえてきまし たが・・・)12時、山頂に到着。皆で薬師堂をお参りして一等三角点にタッチ、その 後記念撮影。晴天のもと遠くの山々を眺め、ノンアルコールで乾杯し、お昼をゆっくり と食べました。途中若者の元気な声が聞こえてきたので、見ると「新潟産業大学」の旗 を持った学生でした。日当たり良好で暑くなったので、避難小屋で涼み下山することに しました。
下山はさっきの学生(水球部36名)と一緒に、先になったり後になったりしながら、 学生気分で下山しました。後ろになった8名の女の子が「もう終わりたい。」と言いな がら下山し始めたので、確かにもう終わりたい、こんなに登ってきたのかなと思うぐら い木道の階段はつらいものがありました。15時30分、無事駐車場に到着しました。
ずっと続く上り坂の木道を楽しく登ることができたのも、近藤会長さんと伊丹さんの 楽しい会話のおかげです。ありがとうございました。

報告;山﨑

二王子岳(1,421m) 鐘上げ登山 晴れ

4月27日(日)        晴れ 参加者:阿部(ツ)、阿部(鉄)、九原、岩渕(報告)

 5月連休前の恒例行事・鐘上げ登山に行って来ました。
私は、今年初の1,000m超えのお山、不安はありましたが、楽しみもあるので・・・。 今回の4名、若手2人が入り一気に平均年齢は43.5歳、こんな年齢で登ったのはい つの事だったか? 二王子神社の枝垂れさくらが咲き始め、お天気のいい日曜日 神社 前の駐車場には15‐6台ほどの車、早い時間でしたがもう満車状態でした。
身支度をし今日の安全祈願をして出発。鉄矢君の友人の九原君、登山は初めてとの事 で、 (L)ツヨミさん、ゆっくり登り休憩は短めにと。水場の2合目から所々に雪が出 始め、3合目手前からは雪道、そこから長谷川さんもご一緒しました。5合目独標は2 -3mほど、独標柱が随分傾いたような気がするね~、と。7 合目の急登油こぼしもゆっ くり順調に登り9合目手前では山並みを見ながら小休憩、雄大なぐるりの景色に感動。その後無事山頂着、既に山頂ではランチ休憩の方達がいました。脚立を使いツヨミさ ん指導の元、若者二人に鐘をしっかり付けて貰いました。外で輪になってランチ、ツヨ ミさんから煮込みうどんをいただきました、美味しかったです~♪
ランチ後、お天気も良く時間も早いので「二本木山」に向かいました、 九原君は鉄矢君の後をしっかり付いて歩きその後ろから私は遅れ気味・・・25分ほどで山頂。初めての二本木山山頂からは手を伸ばすと大きな飯豊が届くような、それ程近 くに感じられました。二王子岳も良く見え登山者が次々に登っていくのが見えました。 登り返して9合目の雨量計へ、油こぼしは尻セードで滑り、その後も3ヶ所尻セード、 恒例のお楽しみで大いに笑い皺は増えましたが気持ちは若返りが出来ました(^^) 青年達は、シートに二人乗りで尻セード、ズボンがビショビショでしたが、こちらも大 笑いで楽しそうでした。5合目、2合目で小休憩をして無事神社着。
参加者の皆さん お疲れ様でした。これからの登山は暑くなり、日差しも強くなりました、水分、サングラスと帽子は必 需品です、虫も出始めましたので虫除けや必要に応じてネットなどもお忘れなく。これからいい季節、皆さん、会山行に参加しましょう~?

神社 6:43-3 合目 7:49-5 合目 8:43-8 合目 9:26-山頂 10:13(11:35)- 二本木山 12:00(12:15)-9 合目 12:42-5 合目 13:32-神社 14:50

報告:岩渕

桜の福島路 花見ドライブ 活動報告

4月20日(日) 参加者:高橋孝一、伊丹美代子、山崎玲子、山口里津子、石塚達雄、八百板秀樹
高野洋樹、高野智子、古沢毅、古沢幾代、須貝正子、須貝正春

計画担当者 須貝

「本当の空、本当の友」

総会日に配布した計画書、その日に幹事の私を含めて6名の参加が決まった。翌日に 里津子さんから申し込みがあったが、その後に参加希望はなく3月末に至る。その頃、 八百板さんが業者さんと当館に宿泊する機会があり、彼を花見に誘うと直ぐOKとなっ た。これで、8名となったので〆切とし、ドライブ内容や交通費等の詳しい計画を考え ることに・・。
そんな頃、渋谷氏から会報に載せるから計画書を提出してほしいとメールが入る。 今になって・・会報に載せてもと考え、〆切ったのでとメールを返した。4月に入り、計画内容を高野氏に伝えようと電話すると、「内の奥も参加したいと職場に休みを取った。楽しみにしているから」と・・。「えっ、困ったなぁ、丁度8名で ワゴン車1台のつもりなんだけど」。「車なら出すよ、それが駄目なら妻を連れて行って よ」と高野氏。「ちょっと待って、もう少し考えてみるから」と電話を切る。今回の計 画目標の第一は普段会えない高野氏を参加させる為に、二本松を選んだのだ。そして、 古沢氏や八百板氏とも会わせたいと思っていたのだ。もしかして、古沢氏も夫婦で参加 かもと思い電話で聞いてみると「二人で参加したいです」と返事。そして、高野宅まで 直接行ってそこで合流すると云う。それなら、ワゴン車を出してとお願いして電話を切 る。計画を練り直し、智子さんが参加するならと妻を誘う。もう一人はと石塚氏に電話 を入れると参加を承諾してくれた。これで12名の参加が決まる。 高野氏に人数と行動予定を連絡して、当日の昼食を食べる場所予約をお願いして一安 心。
当日の朝、8名で山路を朝6時半に出発する。天候もまずまずで雨の心配もなさそう である。大峠の山々には雪が残っていて、これからが春本番の様だ。途中、道の駅に寄 ってトイレタイム。高野宅に予定より少し早い時間に到着する。
高野夫妻とお母さんが出迎えてくれた。特にお母さんの嬉しそうな笑顔が印象深い。 少し遅れて古沢夫妻が到着する。互いに知らない人も居るので各自を紹介して2台の車 に6人づつ分乗する。男性6名、女性6名の参加だったので丁度良いメンバー割を組め た。檜原湖からレークラインを通り土湯へ。道の駅に寄っては食べ物を買う。「ソフト クリームを食べるにはちょっと寒いね」と言いながら食べる。車中から観る磐梯山や湖 に心を癒し、岳温泉付近で小休止。楽しい会話に弾んでいると二本松まで時間が短い。 霞ヶ城は桜満開で見物人も多く賑やかだった。二本松と謳うだけあって石垣に松の光景 が素晴らしい。桜を観ながら天守閣のあった場所まで登る。膝の痛みと体力不足が頂上 までキツかったが何とか登って安達太良山を観る。智恵子の心象にある安達太良山の青 い空とは違って花曇りであったが、春の陽光が気持ち良かった。城の入り口で全員で記 念撮影する。近くにいたユルキャラにも入ってもらってハイパチリ。
「智恵子記念館」を見学してから予約した「蔵カフェ 千の花」で昼食を食べる。 予約しないと食べれない場所らしい。車のメンバーを半数づつかえてテーブルに着く。 美味しい食事と会話後に参加費等を徴収して会計を済ませる。帰りは高速道を走り、途 中でお土産を買い高野宅に到着。私の車は交代で運転してくれて楽であったが、古沢氏 は単独の運転だったし、帰宅まで先が長いので心配であったが本人は長距離は苦になら ないらしい。高野氏から全員にお土産を渡され、彼の心配りと私以上の幹事の役を担ってくれて感 謝でした。高野家のお母さんを交えて写真を撮ってから、古沢夫妻と高野夫妻に別れの 挨拶をする。
「また、一緒にどこかへ行こうよ」見送る人に送られる人、何となく寂しい想いを喜多方に残して大峠に向う。帰り道、 二度ほど迷いそうになったが無事に高瀬に到着。高瀬の夜桜を車で一周して観てから、 新発田のメンバーを見送る。
智恵子が若い頃に安達太良山に見た「本当の空」、私が青春時代に探し求めた「本当 の友」達との、ふれあいドライブでした。後日、「楽しかったよ」と伊丹さんから電話 を戴き、モンローザ50周年に向けて、小さな一歩の始まりでした。

報告:須貝

干支山登山 猿ヶ馬場山(202m 米倉)山行報告

3月2日(日) 曇り
参加者 : 大川原、岩渕、菅原

8:50五十公野公園駐車場に、シルバー(最近加齢臭が少し気になる男)のホンダ フィット、ブラック(腹黒い男と言われたく無い男)のホンダフィットプレティー、ブ ルー(まだまだ、可愛いと思い込んでいる人妻)のホンダフィット3台が駐車場に勢揃 い。恒例の干支山登山の参加者が3名とは寂しいが気持ちを切り変え、ブラックフィッ トで出発。9:20「米倉有機.----センター」前にて、スーツから登山用の衣 装に着替え、いざ猿ヶ馬場山へと足どり軽く出発。天候は薄曇りなれど気分快晴、雪も 少なく10cm位。沢すじの右岸にはしっかりとした登山道がつづく。30分程で鞍部 に出る。ここからは少し藪ぽい尾根道に進路変更し進むと、所々から五十公野・米倉方 面を覗き見出来る位の視界が開けた所が山頂。10:00着。10時は「おやつ」の時 間。早速、優子ちゃん提供の高級ロールケーキとコーヒーを頂く、山頂でのおやつは格 別です。12:20小雨がパラパラ、これを合図に楽しいひと時も終わり。10:40 無事、今回の干支山登山終了。11:00五十公野公園駐車場に着く頃には、加齢臭は 今まで生きてきた人生の香りと悟り。腹黒と自覚する事は、日々そうならないように反 省する事と悟り。人妻も歳なりの可愛さが大切だと悟り。三人三様に成長した山行でし た。

報告:大川原