弥彦山登山報告 平成23年3月6日(日)    参加者 大川原 渋谷(良) 菅原 近藤

 例年の初登山は干支の名がつく山であったが、関川村の光兎山は残雪が多く、登山困難な為
5月下旬にまわし、登山可能なポピュラーな弥彦山とし、奥の院詣でを行うことにした。
 朝6時ウオロク駐車場に集合、渋谷(良)さんの車(4WDランクル?)に乗り合わせ出発する。
7時30分弥彦神社駐車場に到着、すぐ登山を開始する。雲空の下けっこう登山者が多く
ザックを担がず登る人がほとんどだった。
残雪は1m以上残っていて途中でアイゼンを付け、ゆっくり登る。
 稜線に出ると、強風が吹き荒れていて、寒い中1時間45分ほどで山頂奥の院に到着。
うす曇りで遠くの山々は見えなかったが海の方向はぼんやり見渡せた。
10分ほど休息及び奥の院を参拝し下山の途につく。10時30分に駐車場に下山。
 残雪が多く、花の方は全く咲いていなかったが今年初めて良い汗を流すことが出来て満足だった。
                                     記 : 近藤

登山後に住吉コミュニティセンターに於いて総会及び新年会が行なわれました。

            ガラク峰(1006.1m)山行報告

            平成23年3月27日(日)

            参加者 阿部(ツ)、小林(美)、小林(弘)
            天候 曇り時々雪
            担当・報告 小林(弘)
 ガラク峰は、1/25000地形図の二王子岳北方に「ガラク峰」と表記された山で、何年か前に地元に聞
き込み調査、一番短時間で安全な尾根を探してここが良さそうと考え、入山し積雪期に登頂した事が
あった。自分で考えたル-トで登頂した時の達成感や、山頂からの景色は思い出深い山でいつまでも記
憶にある。風倉山や飯豊、黒石山など二王子北方の山々のあの景色をモンテのみんなにも味わってもら
いたくて、会山行に提案した。運よく採用されたが、震災直後で被害のなかった自分も気分的に落ち込
み、被害に遭われた方の事を考えるととても山なんて行く気分にもなれなかった。しかし、それは別と
してモンテの計画を実施、参加する事でモンテが存続する事も重要と考え実施することにしました。

参加者は3人でしたが、ありがたくも、二王子岳で知り合った岳友の長谷川さん達数人が、トレ-ス
を付けてくれたので、それに導かれてガラク峰直下近くまで到達できました。残念ながら途中の三俎山
直下から風が強くなり吹雪となり、積雪も多くスノーシュー初使用の(美)さん。疲労で動けなくなり
ツェルトで休憩してもらうハプニング、ラッセルで足の負担も大きく痩せた尾根では雪屁の踏みぬきに
ヒヤヒヤしながらガラク峰が大きく見える場所までやっと来ました。吹雪の中1人で、三俎山直下で留
守番をしている(美)さんの事を考えると気持ちが後退、早々に引き返す必要性を感じ、山頂は断念し
ました。下山途中、留守番の(美)さんと合流。みんなで休憩し記念撮影。ツェルトとはいえ寒かった
らしく体の震えが止まらないようだった。
その後、4月中頃に(美)さんとガラク峰近くのシコクリ峰に行きましたが少し藪がうるさかったけ
ど、雪も締まり天候も安定していた。もし、ガラク峰へ再挑戦で行くなら4月中頃が適期かと思いまし
た。自分より数日前に阿部さんも別口グル―プで市境尾根~スキ-場ル-トでガラク峰に行っています。
 今回の反省点として、スノ-シュ-は事前に練習してから入山(予定はしていたがしなかった)、3月
といえどもまだ冬山、天候が荒れると厳しい山に・・・。低温下での留守番は汗をかいた後の処理が悪
いと低体温症の危険。小人数でのラッセルはきつい事、「できれば多人数参加(全員が参加できる山の
企画)ができればなぁ」と思いました。とにかく、無事で下山できましたが、これら多くの反省点を踏
まえ次回の山行につなげたいと思います。最後に、今回会員以外の方ともつながりが持てて良かった事
もありました。参加された皆さんありがとうございました。


小林さんと二王子岳青春の鐘の下で

仕事で海外に行っていた小林(和)さんが4月
中旬、4ヶ月ぶりに帰国しました。お花見や
久々の山を楽しんだようです。
二王子岳で阿部(ツ)さんと。
今頃はまた海外で頑張っている事でしょう。
帰国したら山に行きましょうね~。



           二王子岳、鐘上げ山行報告

               日 時  2011年4月30日(土)

                      天 候   晴れ   参加者  大川原
 モンテの恒例山行、鐘上げを4月3日に計画しましたが、3月11日発生の東日本大震災の関係で担
当を渋谷(豊)さんから阿部(ツ)さんに変更となり4名で計画を実行するも「油こぼし」直前にて体
調不良と天候不良のダブルパンチにて勇気ある撤退。
 再チャレンジを大川原担当で4月29日(金)に3名で天候が良ければ‘中尾根‘で計画するも、天
気予報は「降水確率60%」との事。アラ還の私には雨の山行はキツイ、よって中止とする。
 4月29日、朝5時半に目覚め二王子方面を見ると薄曇、これなら行けそう?ゴールデンウイーク中
に大勢の方々が二王子に登り「青春の鐘」を鳴らす事を一つの喜びと感じている人もいる?そこで鐘な
い、では申し訳が無い。なんとしても・・・・・・・。前日に中止連絡をしておきながらの一人での鐘
上げに後ろめたさを感じながらコンビニで食料を買出し、二王子神社へと向かう。残念、二王子神社は
小雨、カッパを着て歩く気も無く、そそくさと帰る事とした。

 4月30日、朝5時起床 モンテ初の一人鐘上げ(寂しさ半分、一人のんびり登山の喜び半分)
5時45分二王子神社に拝礼後登山開始、6時40分一王子小屋に到着、ここでスノーシュを履く
(久々の山のためペースを乱しバテバテ)。独標での積雪2.5m例年になく雪は豊富だ。
 8時40分山頂着、青春の釣鐘塔の前でこれから二王子~門内へ向かう二人組みと挨拶を交わす(前
日は風が強く大変だったとの事)、飯豊連峰の大パノラマを満喫する。
 三代目の釣鐘塔は、脚立で鐘をセツト出来る、高齢化しているモンテにはありがたい。二代目の時
は、寒さに震え、高所恐怖症と戦いながら釣り鐘をセットした事がまるで遠い昔し話しの様に感じられ
た。鐘上げの特権である一番鐘を誇らしげに打ち鳴らすと飯豊の山々に鳴り響く。
 無事、釣り鐘をセットし小屋にてスペシャルカップ麺を頂く、下越山岳会の須藤さんと山談議(山に
対する情熱には頭が下がる)後、9時30分山頂を後にする。
 下山途中の独標にてハーレム状態の小林軍団(正室、茶々、初、江)と出逢う、楽しそうである。
 一本杉付近にて転倒、右肩を強打(一週間痛み取れず)する、最近よく下山途中で転倒する、これも
加齢に因るものか?。10時30分 無事下山を二王子神社に無事下山を報告し感謝。11時15分家
着、一人ぽっちの鐘上げ山行が終了した。
 次回は大勢で出かけたい。おわり。

            二王子岳報告(個人山行)

           日時 2011年4月30日(土) 天候 曇り後雨、視界良好

参加者 小林(ひ)(み)他
7時五十公野公園集合~7時35分二王子神社脇駐車場出発~8時41分一王子神社~9時36分独標~11時16分
山頂休憩、昼食~12時16分出発~14時11分二王子神社水場着
大川原さんが単独で先行し山頂まで行き釣鐘を下げる。大川原さんが下山時すれ違う。
車は神社まで除雪完了していて脇の駐車場に駐車した。後発隊で別動隊の自分達5人で二王子岳山頂を
目指す。独標付近で2m位の積雪で雪は締まり壺足で快適に登れた。大勢の登山者のトレ-スが着いてい
て迷う心配はなかった。一王子付近で1回休憩しただけで、一気に山頂まで登る。次第に山頂が近くに
なって、新潟平野や残雪豊富な飯豊連峰、二王子の稜線の雄大な景色が見渡せた。山頂小屋には数人の
登山者が食事をしていた。休憩後下山。途中、雨が降り出し、雨具を着用。天候は下り坂であったが、
心配していたガスにまかれる事も無く無事下山した。

山菜採り報告 

5月15日(日) 参加者 阿部ツ・遠藤・須貝 14日(土) 近藤・高橋・須貝

 14 日(土)の朝8時、高橋さんと近藤さんが山路に着く。三人で下ノ沢に行くとなんと車が多いではないか。
渓流釣りとゼンマイ採りの様だ・・。私たちが下ノ沢での目的はウルイを採る事であった。
 毎年、山菜採り計画の数日前になると山に入っては食材集めをする。あのウルイ採って〜
高橋さんとは前からの約束であったが、15日に参加できないからと近藤さんが前日に申込んでくれた。
沢を渡り、ウルイのある斜面を見上げると丁度食べごろである。高橋先輩は6歳年上なのだが簡単に斜面を
登っていった。近藤さんはと振り返ると姿が見えない。沢渡りにまごついていたのだが、先に行った様だ。
そのうちに戻って来るだろうとウルイ採り場に登る。二人で採っていると近藤さんが登ってきた。
「近ちゃんの採る場所残しておいたから、採ればいいさぁ」「登りで疲れてしまって採りたくねえ」
「そんな、ちっちぇウルイ採らずに太いやつ採れや、ここに良いウルイあるからこっちこいや」
「うごけねぇ、」と珍会話を交わしながらのウルイ採りであった。
 次に向ったのは朴ノ木峠、ここでコシアブラを採ることにして車を止める。10分ほど山に入ってみたが誰かに採られた後だったので車にもどる。近藤さんは戻ってきたが高橋先輩の姿が見えない。
30分程待っても戻ってこないので、よからぬ心配をする。お昼を食べながら近藤さんと相談する。
まず、携帯に電話。電話番号が解らない。妻に電話して呼び出してもらうことに・・電話の最中に高橋先輩の姿が・・あった。手にはコシアブラの入った袋を持って・・。「心配して損したよ〜」

山菜を採る遠藤さんとツヨミさん
 15日(日)の参加者は遠藤さんとツヨミさんだけとなった。高橋先輩も参加予定だったのだが、前日に眼を痛めた様で欠席との電話が奥さんから入る。こんな少ない参加人数は初めてのことである。
予定ではいつもの上ノ沢へ行こうと考えていたのだが、変更して二人が採りたい山菜を採る事にした。
遠藤さんがウルイを採りたいと言うので前年に二人で行った場所へ直行する。
この場所は国道の近くで歩かずにすむのだが、急斜面で誰でも採れる場所ではない。
体力の落ちて来た私には難しくなってきたので昨年に遠藤さんに教えた場所だ。
ロープをリュクに詰めて急斜面を遠藤さんが登っていく。私とツヨミさんは下の方で採れそうなウルイを採って楽しんだ。葉巻で太いウルイで最高だ。帰りに横川ダムでコシアブラを採って山路に戻る。日当りの良い場所でウドを探すがまだカタクリの花が咲いていた。
 宿では食事の支度を妻と娘がしてくれていた。天ぷらを揚げて、いつもの様に食事会をするのだが
なんとなく寂しい。こんな日も在るだろうと思いながら写真を撮るのも忘れてしまっていた・・。  記載:須貝



「岳(ガク)映画鑑賞報告」 (報告:近藤)
平成23年5月23日(日)
参加者:須貝、高橋、滝沢、伊丹、近藤

干支のつく山「光兎山」山行予定のところ、当日の天気予報は雨で確率80%となっており、参加予定メンバー(一部60歳代)を考慮し胎内観音裏手の「鳥坂山」と「胎内クアハウス」の健康+癒し山行に変更した。

参加予定は当初6名であったが、不参加申し入れが3名、鳥坂山に変更した為参加したい人2名で結局5名となった。

朝から雨模様であったが、とりあえずAM7:00に白鳥公園(追分コース)に集合することにした。講演駐車場に集合後、依然雨が降り続いていたので、どうするか協議する。前の週にコミック誌ビッグコミックオリジナルの「岳 みんなの山」を映画化した作品「岳(ガク)」を見に行き又行ってもいいなと思い提案した。映画は若い時以来見ていないので行こうと言うことになり出発する。
無料の日東道を走り、南イオンSCのワーナー・マイカル・シネマズ新潟南に到着。入場料は4名はシニアの為¥1,000で格安。須貝さんのみ若い為通常料金で気の毒。
 物語は小栗 旬 扮する主人公「島崎 三歩」が北アルプス山岳救助隊のボランティアとして活躍する物語で、長澤まさみ 扮する新人救助隊女性が三歩と活動しているうち徐々に魅かれて行くというストーリー。北アルプス(穂高・槍・他)の大自然が雄大に映し出され、落石・雪崩等に巻き込まれるも奇跡的に助かるなどオーバーな場面もあったが迫力満点であった。
 映画館を出て、帰りに昼食をしようとのことで以前 大川原さんに連れて行ってもらい何回か行くうちにやみつきになった「赤道食堂」の特製みそラーメン(みそラーメンと言っても麺が見えない位にとろみのある具があんかけになっている大盛のもの)を食し帰途に着いた。

今回は臨機応変に対応した行事になってしまった。なお、「光兎山」は、6月5日の会山行が車両通行止めの為中止の替わりに参加メンバーで行って来たとの事です。 

光兎山の花


光兎山山行報告 (報告:大川原)
            日時 2011年6月5日(日) 天候 薄曇り→晴れ
            参加者 : 渋谷(良)、菅原、阿部(ツ)、岩渕、大川原

 今回の計画は、胎内ヒュッテから足の松尾根で大石山である。チングルマの白いお花畑が我々を
きっと大歓迎してくれるであろう。期待は程々に。
 5:30 五十公野公園集合、菅原・大川原の車に分乗し出発。忘れ物等なし、順調な出足である。
胎内第一発電所手前にて「車両進入禁止」の立て看板が我々の往く手を阻む。しかし、前方に二台の
車が・・・運転手に聞くと「往けない事は無い」との事。マテヨ!!、今回のメンバーの中に国民の見本となるべき公務員が二人も居るではないか、もし”トラブルでも”と考えると、強行突破は断念。
 近くの手ごろの山は?牟礼山?藪を漕ぎで往ける所まで往く事とする。再出発。
いざ牟礼山へ。「待てよ」、今年の干支は?先回の会山行は(悪天候の為中止)?ならば、光兎山へ再三再四の変更(最初の計画は越後三山方面の山)の結果、光兎山に決定。

 6:45 中束登山口駐車場着 7:00登山開始、良く整備された登山道である。思い起こせば十年前の事で、家族で来たのが最後であった。記憶をたどりながら懐かしく整備された松林の中を道を進む。
 朝靄が気持ちいい、緩い登りが続き松林からブナ林に変わる。越後のブナ林の肌はなんと綺麗なことか、朝日の木洩れ日の中でコーヒーでも頂ける余裕があったらなんと贅沢な一時だろうと思いながら前
へ進む。近い将来、来るであろうサンデー毎日に期待。
 知らず知らずの内に、中束分岐→虚空蔵峰→観音峰→雷峰と進む、可愛いヒメサユリがチラホラ顔を出すも、まだ少し早い様だ。この、チラホラが良いのだ。
 最後の登りだ、ここでの出番はユウコちゃん(岩渕)で乳酸との戦いである。なんだかんだ有っても、いつもユウコちゃんは勝者になる女神である(ワッショイ!)。
 9:55 無事全員山頂に着く。ここでの主役は阿部さん(通称:みや,人妻なので阿部さんと記す)
声の大きさだけでなく、山屋の人脈の広さにビックリだ、右から左、北から南、四方八方から「阿部さん・・・・」の声が掛かる。流石、阿部さん。(モンテの”みや”なのに、・・・・・少し嫉妬する)
 女性陣持参のご馳走(料理の御もてなし)とビールとたわいも無い会話で時間も忘れ至福の一時を過ごす。
 山頂からは以前いった湯蔵山、是非いってみたい頭布山へのアプローチを眺め・・・・・・・。
11:00 山頂を後にする。今年の干支山のせいか、次から次へと山頂を目指す登山客で一杯だ、今流行の山ガールも、昔ながらの山娘も、何処にでも居るオヤジもいる。
 下山は菅原さんの「千刈の隠れ田を見たい」との事で、阿部さんの案内で千刈とする。途中、水場で大休止を取る、水場から見上げるブナ林はトトロの世界だ、心が清らかでないとトトロの世界は?。
13:40 千刈登山口に着、14:10 中束登山口に着。「がりがり君」でも食べたいねと話は盛り上がる。しかし、関川のコンビンで「がりがり君」を食べていたのは、ただ一人であった。なんと、いいかげんな人達の集まりか?アイスをほうばっている姿は皆、満足気であった。五十公野公園にて解散、お疲れ様でした。
 次の干支(12年後)の時は70歳。だいぶ淋しい気がする、不老長寿の・・・がほしい。

平 標 山(1983.7m) 山行報告 報告:渋谷(良)

          平成23年6月26日(日)

          参加者:渋谷(良)、菅原、阿部(ツ)、小林(美)、岩渕                         

  苗場山の予定でしたが、悪天候のため「平標山」に変更しました。

 梅雨に入り、山好きの人たちにとっては毎日の天気予報が気になります。
そんな私も毎日変わる天気予報に“そんなときはそんとき”と、もうどうでのいい気持ちになっていました。(ただし、ヤリが降っては困ります。)
当日は、4時30分に聖籠新発田ICの駐車場に集合、天候は曇り、珍しく?集合時間前に参加者全員が集まり津南町に向けて出発しました。
 ところが、だんだん雲行きが怪しくなり雨に・・・今回予定している登山道は晴れていてもぬかるみが多く、ドロンコになるのが予想されたので川口Pで緊急対策会議を開催、その結果「平標山」に変更しました。

7時10分 松手山登山口出発 
 登山口と松手山の中間地点にある鉄塔までは急登が続くので、ゆっくり登ったつもりでしたが、日ごろの運動不足の結果があらわれハアーハアー息が上がってしまいました。
9時05分 松手山
 山頂方向はガスがかかり真っ白、山頂手前の一の肩付近ではハクサンイチゲなどの花々がお出迎え
10時40分 平標山 山頂
 一服中のカップルに写真をお願いし、証拠写真をパチリ、でもモンテのフラッグがありません。(残念)その後は、山頂直下の仙ノ倉山方面でお花畑を散策し、そして山頂に戻ったあとは「平標山の家」へ向けて木道の階段を降りました。下山途中のベンチでは、ガスも晴れてきたことから昼食をいただき、ついでにお昼寝もいただきました。       
13時30分 平標山小屋出発
 <小屋に関するミニ情報>
 小屋は6年前に新築され、避難小屋と食事付の有料小屋が併設されていました。水場も小屋の外にあり、水量も豊富です。
14時10分 登山口
 ここから駐車場までは林道歩きですが、ワラビを採ったりギンリョウソウを眺めたりして飽きることなく歩くことができました。
15時00分 駐車場(料金は500円)
 新発田への帰路は日帰り温泉「街道の湯」で疲れをとり、全員怪我もなく無事に帰りました。

 今回は当初の計画から急な変更になってしまいましたが、幸い雨にあたることもなく、また、きれいな花々に出会えて、名前もたくさん教えていただきましたが、はっきり覚えているのは2種類だけです。先生、ゴメンナサイ。 参加者のみなさん、お疲れさまでした。

コメバツガザクラ

ゴゼンタチバナ

マイズルソウ

ベニサラサドウタン

コバイケイソウ

ナルコユリ

ハクサンコザクラ

ハクサンチドリ

ヨツバシオガマ

エビネ

 針ノ木岳、蓮華岳の山旅/長野県 7月23日(土)~24日(日)

  参加者:大川原(会計)、渋谷(車)、近藤(報告)、北村、小林(CL,時間記録)
22日 新発田18時集合出発~扇沢泊
23日 扇沢駐車場(朝食)5時45分出発~6時針ノ木雪渓登山口~7時25分大沢小屋~8時12分1800m位で
   登山道から雪渓に下りる(アイゼン装着)~11時45分針ノ木小屋~昼食~13時出発~
   14時20分蓮華岳山頂~14時40分蓮華岳山頂下山開始~15時28分針ノ木小屋着(泊)
24日 6時半針ノ木小屋出発~7時24分針ノ木岳山頂~8時34分山頂出発~9時15分針ノ木小屋~
   10時15分小屋から下山開始~14時15分大沢小屋~15時15分登山口ゲ-ト着~温泉入浴後帰路につく

22日 18時 高速道路北陸道~北信越道経由で大町市を通り扇沢バスターミナル駐車場でテント泊。
23日 駐車場から大沢小屋経由で針ノ木大雪渓に入る。針ノ木雪渓登り雪渓は幅が広くしっかりしていたが、上部に行く
に従いクレバスが所々にあり迂回しながら進む。涼しい風が吹き、軽アイゼンの効きも良い。
トレーニング不足か、加齢のせいか次第にバテ気味。ついには、渋谷さんと大川原さんに荷物を持って貰
い針ノ木小屋にたどり着く。(約5時間かかる)スバリ岳から鹿島槍に続く稜線ールで乾杯後、蓮華岳へ4人だけで登頂。私は別行動で
頂上手前10分くらいのコマクサの咲いている所迄で戻る。
針ノ木小屋は小林さんが予約を入れておいたお陰で5人だけの部屋で狭かったが快適であった。
24日 「スバリ岳まで行く」「縦走して扇沢に戻る」とかいろいろな案はあったが、結局針ノ木岳山頂~
小屋を往復して大雪渓を下山とし、のんびり北アルプスを楽しむ事とする。針ノ木岳まで1時間、途中1組
のアベックと抜きつ抜かれつで周囲360度のパノラマが展開する中、花を眺めながらの登頂だった。針ノ木岳
針ノ木岳山頂にて無事に下山
頂上では眼下に黒部湖を見おろし、槍ヶ岳、穂高岳、白馬岳、薬師岳等の大パノラマだった。(頂上では例の
アベックのキスシーンの目撃情報あり)頂上から小屋に戻り早い昼食とする。雪渓の下山は注意が必要、
ゆっくり慎重に下った。
登山口からは車で一般国道を糸魚川経由で帰途とする。途中青木湖手前の公共の温泉で風呂に入り夕食を
して帰宅した。
 燕岳以来5年ぶりの北アルプス登山だったが、やはり3,000m級の山はスケールが違う。今度はもっと
トレーニングをして人に荷物を持って貰う事のないよう備えたいと思う。
 また、よろしくね。(報告:近藤)

二王子岳 ペンキ(防腐剤)塗り 山行

平成23年9月11日(日)快晴 参加者:渋谷(良)、菅原、岩渕(報告)

 昨年上げた「青春の鐘・支柱」一年が経ちペンキの剥がれが見られるようになって来ました。
早めに手当てしておいた方が長持ちするのでは・・・ということで急遽ペンキ塗り(防腐剤)を計画しました。風雪が吹きつけ巨大モンスターと化する支柱、傷みが激しい訳ですよね。
 前日、山田さんに塗料を準備して頂きました。当日 朝5時の集合、空はまだ薄暗く朝焼けがキレイでした。早朝にもかかわらず、近藤さんが差し入れを持って見送りに来て下さいました。(チオビタ頂き頑張れました!)
登りは、いつものように決まった場所で小休止や水場で水を補給したりしながらゆっくりと登る。途中、風の音を聞いたり、猿に道案内(?)をされたり・・・。
 村上からの二十数名の団体さんが登ってくる・・という話を聞き、その方たちが着く迄の2時間で塗ってしまおうと、三人で手分けをして作業を開始。鐘とチェーンのカラビナは既にしっかりしたものが着いていました。(須藤さんが替えて下さったとの事です。)
1時間半程で塗り終える頃には、団体さんの他にもどんどん登山者が増えてきました。二度塗りを予定していましたが、写真を撮る方も多く、邪魔になってはいけない――ということで一度塗りで作業を終えました。
この日は沢登りのグループ、学生さんのグループ、熟年登山者、家族連れと大賑わいでした。
いつもなら休憩後はすぐに下山しますが、塗料がある程度乾くまで・・と、支柱のそばに陣取り飽きる事無く飯豊方向を眺める。スッキリは見えないけれど、杁差小屋、頼母木小屋、門内小屋が確認できました。
町内の草取りを終えてから登ってきた阿部さんと”ペンキヌリタテ”の板を持って記念撮影。
今回は横板を塗る事が出来ませんでしたが横板も色が褪せてきていますし鐘の汚れも気になりました。
来春には文字用の白・オレンジのペンキを持って再度補修した方がいいと思いました。
準備や差し入れをありがとうございました、暑い中の作業、お疲れ様でした。次回は是非 大勢で塗りましょう。     

           尾瀬 笠ケ岳(2057.5m)の山行報告(報告:渋良)

           日 時 平成23年9月18日(日)~19日(月)
           参加者 阿部(ツ)L  岩渕  菅原(車) 渋谷(良)

 今回の計画は、担当者がいつか行ってみたい山のひとつという笠ケ岳、そして尾瀬ケ原を散策してきました。
計画では鳩待峠からあやめ平を経由して見晴らしで小屋泊まり、二日目は至仏山経由笠ケ岳の予定でしたが、
当日の天気予報は、一日目は晴れで二日目は下り坂との情報で、急遽、一日目に笠ケ岳に登ることにしました。笠ヶ岳山頂
 鳩待峠から樹林帯に入り、オヤマ沢田代湿原の木道を通過すると笠ケ岳分岐が現れ、ほとんどの人は至仏山へ向かうのですが、私たちはその人たちを見送り分岐を左折して進みました。しばらく進むと樹間越から北方向に小至仏山が姿を見せてくれました。そして、小笠の山頂直下をトラバースして回りこむと岩塊が現れ、ガレバを登ります。そのガレバは大きな蛇紋岩が今にも崩れてきそうな緊張感のなか笠ケの山頂に立ったときの開放感はなんとも言えない感じでした。
 山頂で昼食を済ませ、鳩待峠まで戻り尾瀬ケ原まで下ります。鳩待峠から山の鼻までは、時間的に帰る人たちとのすれ違いですが、木道が整備され二車線になっており問題なく下ることが出来ました。この間、すれ違う人たちは、いわゆる“山ガール”がほとんどで菅原さんは“山ガール”に見とれて何度も木道を踏み外しそうになっていました。(本音:渋谷も同様)
 そして、尾瀬ケ原に出たときは人の姿もほとんどなく、この景色を四人占めしながら宿泊予定の第二長蔵小屋へ向かいました。今の尾瀬の小屋は、ウオシュレット付の水洗トイレ、石鹸は使えませんがお風呂もあります。
ヨッピ橋 二日目は、朝靄のなか、ヨッピ橋を経由してゆっくりと竜宮十字路へ、ここからあやめ平を目指しますが、足の調子が悪い菅原さんは、真っ直ぐ山の鼻から鳩待峠へ向かうことになりました。あやめ平へはチョットきつくて長い行程でしたが、湿原にでたときは標高を感じる広い景色に驚きました。昼食時間には木道のベンチに大人数のグループと一緒になり、何十年前にこの湿原で踊ったと言う話しに盛り上がりました。(湿原が荒れてしまった原因?!)

木道からの燧ヶ岳あやめ平から鳩待峠へは、昨日登った笠ケ岳、小笠をほぼ正面に見ながら下山、天気予報に反し青空でした。
菅原さんとは、片品村の駐車場で合流し、村内のお風呂で汗を洗い流し帰路につきました。
9月18日 4:15新発田出発⇒ 片品村駐車場からタクシーに乗り換え⇒ 8:30鳩待峠⇒ 10:00笠ケ岳分岐⇒
11:30笠ケ岳山頂(昼食)⇒ 15:00鳩待峠⇒ 15:45山の鼻⇒ 17:30見晴(第二長蔵小屋)
9月19日 7:15小屋出発⇒ 8:10ヨッピ橋⇒ 8:30竜宮十字路⇒ 11:00あやめ平(昼食)⇒ 14:00鳩待峠

ワレモコウ

イワショウブ

チングルマの実

ヒツジクサ

ゴゼンタチバナ(実)

エゾリンドウ

  平成23年10月23日(日)蔵王山塊縦走(荒川~胎内川)

      参加者:大川原、菅原、阿部、岩渕、小林(報告)

 113号線荒川の磐梯朝日大橋を1キロほどさかのぼった所、国道脇
に「狭の渡」(せばのわたし)の石碑があります。車を道路脇の駐車場
に止めて出発しました。踏切を渡ってから山裾を上流に向かって歩くと
階段が出てきます。金毘羅神社に続く130段の階段です。登った所に
は神社の跡らしきものがあり、そこから尾根に取りつきました。尾根道
は有ったり無かったりで、ほとんどが藪の中です。何度か道の確認をし
ながら進みました。?時間藪の中をこざいて、ぽっと荒島城コースの道
に出ましたが、振り返っても道には見えないほど藪やぶです。
天気は雨が降ったり止んだりの曇りで、確実に悪くなるのは分かってい
ました。虚空蔵峰で降らないうちにと早めのお昼にしたのですが、その
後出発と同時に土砂降りの雨になってしまいました。全行程の6、7割
ほど来ていましたが、胎内側に下るのを諦め蔵王コースを下りました。
もう道は雨で沢状態です。
虚空蔵登山口には父ちゃんが待っていて、その足で大川原さんと車を取
りに行き、スポーツ公園のトイレ(綺麗)で着替えた後、胎内側登山口
を確認して帰路につきました。
藪歩きは、先頭の大川原さんを必死になって追い掛けました(私2番
目)。余裕の皆さんは慣れた目でナメコや山ブドウを見つけます。お土
産ができました。
お昼阿部さんが用意してくれた高級すき焼きがとっても美味しかったで
す。牛肉は体を温めるのだと教わりました。モンテの山行はいつも楽し
くて、ためになります。(なかなか身に着かないですが)皆さんお世話
になりました。

            徳網山 平成23年11月3日(木) 文化の日 (雨のち曇り)

       参加者:阿部夫妻、高橋、菅原、渋谷(良)、山﨑、岩渕、吉井(ゲスト参加)

11月3日は晴れの特異日でしたが、近ごろは雨天が多く当日も登山口から雨具を着けての歩きでした。
登り始めは杉林、それを過ぎるとブナの原生林となり(樹齢は150年~250年とのこと)よく整備された登山道は落ち葉でフカフカ、椿の群生地を過ぎ瘠せ尾根になるとナナカマドが多く見られ最後の急登を登りつめると山頂、休憩、キノコ探しを含めちょうど2時間の行程でした。頂上は狭いながらもぐるりと周囲が見渡せ、スッキリ晴れていたら遠くまで見渡せたでしょう。山頂でお会いした米沢の方から「義経焼き」(特製味噌ダレのジンギスカン)を味見させていただきました。
下山時には雲の切れ間から青空が覗き、林の中に木漏れ日が射してとてもきれいでした。色鮮やかな山頂を名残惜しく振り返りながら下山しました。
登山道脇にはイワウチワの葉が沢山あり、春には花やブナの新緑が楽しめそうないいお山でした。
登山は今回が初めて、というゲスト参加の吉井さん、CLツヨミさんの後を離れずにしっかりした足取りで歩いていました。
『ブナの葉のふわふわした山道や、紅葉した景色は最高に素敵でした。
皆さんにたくさん声をかけてもらい、楽しかったです。』
とのことでした。 (報告:岩渕)

               例会山行 二王子岳鐘下ろしを終えて

            平成23年11月12日(日) 天気 晴れ後曇り
        参加者 菅原(CL)、渋谷(良)、小林(美)、小林(ひ)(報告)

天候悪化で延期になり、12か13日に鐘下ろし予定していましたが、今後の天候もありCLの判断で12日に決定。例年だと雪が積もり寒い中の鐘下ろしですが、幸いにも午前中は晴れで、山頂付近は気温も高く厚着する必要が無く、無事鐘を下ろす事ができました。山頂付近には自分達の後続の登山者が何人かいて「これで今年の鐘は下ろします」と伝えると何人も惜しむようにやって来られてお礼を言って鐘を鳴らして行きました。時間があったので二本木山まで足を延ばし昼食。二王子山頂と飯豊連峰を眺めながら至福の時間を過ごしました。そして幸い雨にもあたらず下山できました。
4月に大川原さんとすれ違いで鐘を上げそびれてしまいましたが、最後の鐘下ろしには何とか関われたので良かったです。自宅に帰ってからインタ-ネットで鐘の事を検索すると沢山ヒットしました。中には県外から鐘にこだわりを持って二王子岳に来られている方がいるのが分かりました。
今後も体力の続く限り「青春の鐘」を守っていきたいと思いました。
 最後に、参加された皆さん大変お世話になりました。

             平成23年12月11日(日)

               大峰山クリスマス登山

       参加者:高橋、石橋、大川原、菅原、渋谷(良)、山﨑、小林(美)、岩渕

大峰山にて 恒例のクリスマス登山、8名の参加者で行ってきました。
今年も鍋の材料とケーキを持ち、願わくば散策中にキノコをゲット・・・と、そんな思いを胸に秘めて・・・?
 お天気は、予報どおりの雨で駐車場から雨具を着けて歩きました。登山口で休憩、大沢林道分岐、モミジの木の下で記念撮影をして進む。一本松展望台から橡平方向を見ると手前にくっきりときれいな道が出来ていました、どこに続く道でしょう・・・?(ご存知の方いらっしゃいますか?)
雪道を進み小屋へはこの日の一番乗りでした、テーブルをセットして山頂まで周辺散策に出かけました。キノコは手の届かない高所ばかり。山頂から飯豊方向はガスで見えませんでした。記念撮影・・・あれ?高橋さんがいない―キノコ探し中でした。
 小屋に戻り、鴨鍋の準備、今回は大鍋なので時間がかかり煮えるまでの間それぞれが持ち寄った美味しいものをつまみに乾杯ー!出来たて熱々の鴨鍋で身体を温め、ノルマのおかわりを達成し、もう、お腹いっぱい。・・・なのにケーキを見るとベツバラが出来 入ってしまう不思議。さらに今年も高橋さんから豆腐を使ったケーキの差し入れがあり、皆の宇宙空間のようなお腹に入っていきました。(ご馳走様でした。)寒桜が咲いていました
 下山は願文山経由。葉を落とした登山道脇にはサルトリイバラの真っ赤な実がキレイでした。
どんどん下りさくら公園到着、寒桜がまだ待っていてくれました。一つひとつの花は小さいですが木は7~8本あるでしょうか。東屋でしばし寒桜を鑑賞して帰路に着きました。
 この季節は天気に恵まれず、お山から遠のきがちですが、小屋のあるお山は嬉しいですね。
久々の会山行参加の石橋さん、仕事で一足先に帰りましたが、大峰山でゆっくりじっくりトレーニングだとか。ゆっくりじっくり行きましょう~。
参加の皆さん、ありがとうございました。   (報告:岩渕)