透きとおるような美しいロウバイ「宝登山」縦走ツアー
平成25年2月2日(土) 宝登山 497m (埼玉・長瀞)
参加者 : 近藤、大川原、渋谷(良)、岩渕
晴れた日の雪景色は素晴らしいですが、鉛色の空、何日も太陽が出ない雪国に住んでいると時には陽だ
まりの中を歩きたい―。
「関東バスツアー・宝登山へロウバイを見に」の募集に申し込みが4名あり予約をしました。
当日の参加者は私たちを含めて18名(他に添乗員2名)
何箇所かの乗車場所から参加者を乗せてバスは順調に進みました。
現地の予報は曇り~雨の予報、しかし、長いトンネルを抜けると空は青く陽が射していて、良い方にハズ
レたことに先の期待が膨らみました。
関越道、花園インターを降り140号線 秩父鉄道の長瀞駅へ向かう。駅前から大きな鳥居をくぐり宝登山
神社駐車場へ。
神社にお参りしてから歩き始めました。神社脇から山頂までは小1時間、ロープウエイもあり、山頂まで
5分とのこと。
風もなく汗ばむほどの陽気に一枚脱いでリュックに入れたり腰に巻きつけたり。
緩やかな道を進んでいくと花が見え始めました。蝋梅園からは、武甲山、両神山が見えました。
花は五分咲きと言われていましたが暖かな陽気に更に開花が進んだのではないでしょうか、ロウバイの甘
い香り、足元には福寿草も咲き始めていて一足早い春を感じました。
(ロウバイは、黄色い蝋細工のような透き通った花でした。)
(西ロウバイ園と東ロウバイ園があり、山頂に近い西ロウバイ園の方がたくさん開花していました。)
山頂でのランチの後 200段の急な階段を下り、小鳥峠を通り(途中少し車道歩きあり)、また尾根道に入
り(長瀞アルプスという緩やかな登山道)萬福寺脇を通り野上駅着(長瀞駅の一駅隣の駅)。温泉で汗を
流し雪の越後に戻りました。
空は青空、日差しは暖かく、カサカサと乾いた落ち葉を踏みしめての山歩き。
暖かな春のような一日を過ごしてきました。
ロウバイ園には、老若男女たくさんの人が訪れていました、花は3月くらいまで楽しめるようです。
まだ蕾の木々も沢山ありました、満開のロウバイ園の花を見てみたい気持ちに駆られました。
参加者の皆さん お疲れ様でした。 (報告:岩渕)
長瀞神社11:30⇒山頂12:30
山頂13:30⇒小鳥峠14:10⇒萬福寺15:30⇒野上駅15:45
大峰山クリスマス忘年会登山報告
平成24年12月2日(日)小雪後晴れ
参加者;高橋、大川原、小林夫妻、山﨑
恒例のクリスマス大峰山登山 参加者5名で行ってきました。前日は4名と聞いて淋しく感じていたの
ですが、当日は登山口に夜勤で不参加の小林さんの姿がありました。大沢林道のなだらかな道を小雪がち
らつく中を、5人で元気に登りました。雪もやみ昨日降った新雪の道は歩きやすく、途中黄色く色づいた
もみじの木の葉がとてもきれいでした。その後「なめこ」がないかきょろきょろ見回しながら歩きました
が、残念ながら今年はありませんでした。10時前に、チェリーヒュッテに到着。荷物を下ろし、頂上を
めざしました。天候もよかったので、何人かの登山客とすれ違いながら、歩き進んだのですが、二股に分
かれる菅谷方面・櫛形山方面の標識のところから足跡がなく、どうする・・・?皆で、さっさと山小屋へ戻
り、鴨鍋の準備をはじめました。鍋が煮えるまで、大川原さんの奥さん手作りの「おはぎ」や高橋さん手
作りの「つけもの」をいただきました。(おいしかった。)
小林さんが用意してくれた鴨鍋(高橋さん持参のなめこ・ヒラタケ等も入った)を腹一杯ごちそうになり
ました。最後にフルーツケーキを食べ、コーヒーをゆっくり飲み、高橋さんと大川原さんにおまけの人生
の楽しみ方を聞き、お腹も心も満たされた所で、下山することにしました。下山途中、大川原さんが、
ふっと思い出したようで・・・鴨鍋は近藤さんだ!!鴨鍋奉行だった!!と言う話から、
<来年は近藤さん、鴨鍋よろしくお願いします。>
<おまけ>
下山後、孫が来てる大川原さんと別れ、「さくらの湯」へ行くが5月で閉鎖になっていた。
ここで、夜勤の小林さんと別れ、3人で雑誌キャレルに載っていた「カフェビバーク」で
のんびりとコーヒーを飲みました。五十公野公園で高橋さんと別れ、2人で豊浦地区にあるお風呂に入り
帰路につきました。身も心もゆったりできた一日でした。
計画して下さった小林さんありがとうございました。 (報告;山﨑)
青春の鐘下げ(二王子岳)山行報告
平成24年11月11日(日)天候 晴れ時々曇り
参加者 : 阿部夫妻、岩渕(優)、大川原
モンテ恒例の鐘下ろし山行を参加者4名で実施した。
約束時間の6時に五十公野公園集合、出発。6時35分、二王子神社に手を合わせ今日の安全登山と他人
には言えない欲望を神頼み後、阿部精肉店の看板女将を先頭に登山開始。(阿部ちゃんは集合時間を間違
え一人淋しく後を追うとの事、山頂で元気な阿部ちゃんに会えますように)
杉林を過ぎ1合目着、恒例の一枚脱ぎ、その後他の登山者に抜かれる。今年の夏は暑い日が続いたせい
か?紅葉が素晴らしい、「赤色」「青色(緑色)」「黄色」まるで信号のよう。時折、陽が差した時は格別だ。
2合目の水場はいまだに涸れ気味、思い起こせば前回の「青春の鐘」ペンキ塗りの日に涸れてから~。
3合目に7時40分着、梨や林檎を頂く。青年が軽やかに登ってくる「こんにちは、早いネ」「ハイ
こんにちは一合/15分のペースです」との事。(実際は山頂まで1時間50分でした、青年:談)
4合目に8時10分着、4合目には優子ちゃんにとっての関門でる、痙攣、頭痛、吐き気、めまい等々
の悪さを与える番人が居るらしい、今日は番人も紅葉狩りに出かけているらしい、良かった、良かった。
5合目(独標)に8時25分着、左より五頭の山々、弥彦の山々、日本海に浮かぶ佐渡と粟島を眺めな
がら一歩一歩進む。
いつの間にか、6合目、7合目を過ぎ9時30分に8合目着、雪がちらほら目に付く様になり二王子小
屋も大きく見えてくる。飯豊も今日は特別綺麗に雪化粧し格別の美しさだ、この風景を一人でも多くの人
と共有したいものだ。
山頂に9時50分着、山頂からは鳥海山、朝日連峰、飯豊連峰、川内の山々等が目に入って来る。青春
の鐘のペンキの状態は何の問題もなく良好、一人一人思いを込め今年度最後の鐘を打つ。さあ、今回の目
的である鐘下ろし作業だ・・・・・・無事作業完了。
いよいよ、二王子小屋にて慰労会だ、メニユーは肉屋さんの最高級牛肉(A-5ランク)によるすき焼
きだ、他の登山者には少し悪いが自慢げに美味しく頂く、10時30分、阿部ちゃん合流。話題豊富な看
板女将の元気な話し声は小屋全体をスピーカー化し楽しい時間を過ごした。
11時10分、小屋で共にした人達に挨拶をし下山開始。13時20分無事、二王子神社着。神社に登
山のお礼と更なる欲望を恥じる事も無くお願いし二王子神社を後にした。(駐車場には登山者の車が約60
台ほど、駐車されていた。)
反省:今回も参加者が少ない何故?加齢のせいで体力に自信がない?バテて迷惑を掛けると悪い?久し
く参加していないので参加しずらい?。一王子小屋まで、独標(1000m)まで、行ける所まで、それ
で良いのでは?皆で一王子小屋にて慰労会を(A-5ランク牛肉で)したいものです。(報告:大川原)
猿倉岳 679m(長岡・山古志)
平成24年10月28日(日)小雨
参加者 : 高橋、伊丹、吉井、岩渕
昨年の10月末、夕方のニュースで、「天空のブナ林・猿倉岳」のトレッキングが放送されました。
紅葉のブナ林、早速 翌年のお山に希望を出しました。
山古志地区・蓬平温泉から舗装されたくねくねの山道を車で15分程登ると登山口、
雨具の上下を着け上り始めました。
登山口の入り口には茅で作られた小屋があり中には40センチほどの丸太(腰掛)がありました。
入り口は狭いですが中は大人5-6人がじゅうぶん休めるスペースでした。
緩やかな落ち葉のブナの林の中を傘をさして進みました。
所々に、案内の標識があり、キレイにせいびされていました。
紅葉は始まっていましたが、まだ少し早かったようでした。
登山口から15分ほど登ると・・・エッ?「猿倉岳山頂」の標識・・・あら~着いちゃった!
木々の切れ間から彌彦・角田の山並みが見えましたが、次第に雲で隠れてしまいました。
せっかくだからと、周辺の散策をすると、反対側にも登山口(南口)があり、ここにも茅小屋がありまし
た。
この茅小屋は「緑の会」が毎年作っているそうです。ブナはまだ細いですが本数はかなりたくさんありま
した。
ふかふかの落ち葉の森は歩き易く心地がよかったです。
雨粒が大きくなり早々に下山、登り口の茅小屋をお借りして休憩と早目のランチ。
茅小屋は隙間がありますが雨は入ってきませんでした、先人の知恵ですね。
ショウジョウバカマ・イワウチワ・カンアオイなどの葉っぱが多く見られ、
新緑の頃は、ブナの芽吹きや足元の花々も楽しめることでしょう。
昔からのブナ林を地元・蓬平の方々で組織される会が中心となって整備・維持管理がされています。
これからも周辺整備がされ、ブナも大きくなっていくでしょう。
時間が早い事もあり、下山後に高龍神社を参拝、神社の118段ある階段が山よりも息切れしました。
その後、高橋さんにアルパカ牧場を案内していただきアルパカを見て帰路に着きました。
参加者のみなさんありがとうございました。 (報告:岩渕)
鳥 海 山
平成24年10月8日(月)・晴れ 渋谷(豊)
10月の会山行は、以東岳でしたが参加者がおられず膝の調子も良くないので、
夜行日帰りで鳥海山へ行ってきました。
10/7 午後から出発して麓の鳥海温泉に入ってから、鉾立駐車場にて車中泊しました。
温泉は350円で広い綺麗な風呂でした。鉾立は風が強く寒かったですが、天気
は良く秋田方面の夜景がとても良かったです。
10/8 5:10にヘッドランプをつけて出発、とても寒く賽ノ河原の沢水は凍って霜柱が立ってい
ました。
御浜小屋で丁度、山頂からの御来光を見ることができラッキーでした。
七五三掛で、千蛇谷へ行くか外輪に行くか迷いましたが天気も良いので外輪コースに決めて
30分ほど大休止。湯ノ台分岐では薊坂を登ってくる登山者が見えるが鉾立コースより
少ないようだ。このころより膝がツンツンいいはじめててきたので、ペ―スダウンする。
9:10七高山山頂に到着、すでに矢島口よりの登山者でにぎわっていました。
山頂からの眺望は素晴らしく、地元の方の話しではこんなに遠くまで見えるのは珍しいそうで
した。
白神山地、岩手山、早池峰、等々説明をして頂きましたがよく判りませんでした。
新山は混んでいたのでパスして10:00に往路を下山しました。
今回は久々の山行でしたが、天候にも恵まれ心配していた膝も日帰りならなんとか大丈夫そう
でしたので良い山行が出来たかとおもいます
苗 場 山(2145m) 山行報告
平成24年8月26日(日) 天候 晴れ
参加者:大川原、阿部(ツ)、岩渕、小林(弘)、渋谷(良)
苗場山は、昨年6月に会山行で計画した山でしたが、雨でお向かいの平標山に変更、結局行けなかった
山です。
登山コースは、短時間で登頂できる小赤沢登山口から登ることにしました。登山口までは車で十日町か
ら津南を経て、小赤沢集落から舗装されている細い林道を15分くらい登って行くと広い駐車場に着きま
した。ここは三合目でトイレもあります。既に県外ナンバーの車が数台止まっていました。
そして、身支度を整えて出発、尾根に上がり、六合目の水場まで順調に登りましたが、季節はまだ夏、
暑くて汗が流れてきます。周りの景色は下越の山とは少し違い、大シラビソの木々が新鮮さ与えてくれま
す。
七・八合目付近では、この辺にヒカリゴケがあるとの話題に、また、花びらが白くヒダヒダになってい
る花に出会いましたが、名前がわかりません。その先少し登ったところで、下山してくる荷揚げのお兄さ
んに聞くと”オオシラヒゲソウ”とのこと、一同頷きました。
さて、九合目の急坂を登りきるとそこは天空の別世界、広い湿原が現れ、ここから山頂まではほとんど
木道でワタスゲやキンコウカなどの花を眺めながら登頂できました。
ただ、山頂前の山小屋「遊仙閣」は廃業していて、数年前に利用したこともあり少しさびしい気持ちに
なりました。お昼は、湿原のなかにある木製の広い広場でいただき、ついでにお昼寝もして下山しました。
今回は天気にも恵まれ、いろいろな花にも出会い、また山頂付近は涼しく夏の暑さも忘れるとても良い
山行でした。
五十公野公園P出発 4:30 ⇒ 小赤沢登山口 7:40 ⇒ 山頂着 11:00
山頂出発 12:35 ⇒ 小赤沢登山口 14:55 ⇒ 温泉入浴・十日町まつり見学 ⇒
五十公野公園P着 19:30
(報告:渋谷)
二王子岳 ペンキ塗り山行 平成24年8月5日(日)晴れ
参加者: 大川原、渋谷(良)、阿部(ツ)、小林(美)、岩渕
平成22年8月5日(木) 三代目「青春の鐘」の資材を載せたヘリが掛留沢から飛び立った日です。
あれからちょうど2年、色艶の良かった釣鐘塔も風雪を浴び新発田側のペンキの色がすっかり抜けてしまっていました。「長持ちさせるにはこまめな手入れ」・・・ということで、7月の定例会で急遽山行が決定しました。
ペンキ缶(5.4㎏)2個を大川原さんとツヨミさんが背負い、他に塗装用具を渋谷さんが。
朝から暑い日で、一合目毎、熱中症対策に水分補給をしながらゆっくりと進みました。
四合目では、雪融けにより崩れた登山道にかわり、きれいな階段状の別ルートが出来ていました。ここ以外に何箇所も土のうや木を利用し補修された道は歩きやすく皆でストウさんに感謝しながら登りました。
八合目 水場の冷たい水で喉を潤しあと一息。(ツヨミさんの友人が通りかかり、2Lのペットボトルに汲んだ水を山頂まで持って行ってくださいました。筆洗浄用)
山頂に着き、休む間も無く小屋から脚立を出して作業開始です。
元の色とは多少違いますが、ネットリしたペンキで伸びも良く塗り易かったです。
横板は大川原さんに一手に引き受けていただき、支柱は何度も何度も塗っては乾かし・・・を繰り返し、「長持ちしてー!」と、皆の念を入れました。
昼食+15分の昼寝 その後も作業は続きます。時折いい風が吹きますが、とにかく暑い・暑い!
二度塗り、三度塗りをして予定の時間をオーバーしましたが、横板の文字に白ペンキで色も入れました。
お色直しをしてメリハリのある爽やかな「青春の鐘」になりました。
完成後 後片付けをし記念写真を撮り下山しました。
暑い、長い一日でしたが、作業をやり終えた参加者の表情は皆にこやかで日に焼けツヤツヤ?していました。
皆さん お疲れ様でした。みぃ~んな”褒めれば伸びる人たちばかり”で作業が捗りましたね。
これからも長持ちするよう手を掛けていきましょう。 (報告:岩渕)
神社 5:50-一合目 6:10-二合目 6:40-三合目 7:05-四合目 7:35-五合目 7:55-六合目 8:35-七合目 9:00-九合目 9:40-山頂 9:45
山頂 14:20-五合目 15:15-神社 16:50
(※登りで喉を潤した二合目の水場が、下山時には涸れていました。)
「大 力 山」(500m) 山行報告
平成24年7月24日(日) 天候 曇り時々雨
参加者 小林(弘)、高橋さん、山崎さん 小林(美) 報告:小林(弘)
いつも、7月にアルプス方面の担当でしたが、勤務の関係で今年はどうしても土曜、日曜に合う日が無
く日帰りでどこか良い場所が無いか思案していました。いつもなら、長いアルプスの登りに耐える健脚数
名参加が見込まれましたが、誰でも登れる山、体力も無く自信が無いという方も登れる山を企画し日頃山
に参加しない人の参加を見込みました。今回は、4人で行く事になりました。
当日は時々雨の降る天候でしたが、途中、雨が降っていたので高速のパ-キングで雨宿り。まだ雨が
降っていましたが1時間位休憩してから出発。小出ICで高速を下りて干溝集落入口に車を置いて宝泉寺
の脇を歩き始めました。途中、高橋さんの物知り山談義、山菜の話題などを聞きながら楽しく歩く事がで
きました。山頂東屋付近の草むらにワラビをたくさん発見!!早いもの勝ちでアッと言う間にワラビを収
穫しました。行動中は雨にもあたらず、山頂の東屋で昼食を食べ始めると雨が降ってきて、高橋さんの山
菜づくしの惣菜にみんな食欲も進みました。
山頂は東屋から50m位行った場所なのでそこまで行って下山しました。とても、湿気があって暑く、
熱中症日和でしたが無事車に到着。下山後は、近くの温泉で入浴、「ひ~」さんお勧めのラ-メン屋に
寄って帰宅しました。
たまには手軽な山も良いですね~
飯豊連峰 飯豊 大石山(足ノ松尾根)山行報告
日 時:平成24年7月15日(日)曇り、小雨
参加者:阿部夫妻、渋谷(良)、岩渕、大川原 報告:大川原
下越地区に住んでいる山好きは、毎年必ず一度は行かなければ成らない山がある。それは、二王子様であり、飯豊の山々である。今回は、足ノ松尾根で大石山を目指す事とした。
五十公野公園に予定時刻に全員集合、奥胎内へと向かう。奥胎内駐車場で身支度後、本日第二便の乗り合いタクシーで足ノ松尾根登山口で下車。
阿部ちゃんを先頭に登山開始、急登前のブナ林では、カメラ自慢の人達がアカショウビンなる野鳥を激写していた。阿部ちゃんのペースの取り方はモンテではナンバーワンである、姫子の峰で一回目のイップクだ、英三ノ峰を過ぎた岩場で渋谷さんの蚊取線香がカランコランと音を立て沢に転げて行く(お母さんより無断で借用して来たとの事、帰りに回収しました)
滝見場で二回目のイップク、小雨が・・・・・。ブナ林の旧水場あたりより雨足が激しくなる、先行のグループは傘の中で撤退すべきか思案中との事(結局、ここで撤退)。我々はカッパを着、悩みながらも進む。その後小雨になる、後30分位で?大石山だ、頑張ろう・・・・。無事、大石山に着き記念写真を撮る、頼母木小屋で昼食を摂るべく進むも、稜線上は頼母木川からの吹き上げが強く進む事が出来ず、四つん這いになり吹き飛がばされないようにするのに精一杯である、今までに経験した事が無い強風である、勇気ある撤退とする。
稜線上では山の花々が歓迎してくれるはずなのに残念、次回は山の花々が微笑んでくれる事を期待したい。帰りは怪我しないよう慎重に下山し無事に奥胎内に着く。
素晴らしい山の友に出会えた事を感謝しながらの山行でもあった。
大石山は強風でした滝見場にて1
「八 海 山」(九合目千本檜小屋まで)山行報告 (高倉山から変更)
平成24年6月24日(日) 天気 晴れ
参加者 岩渕 小林(弘)夫妻 渋谷(良) 報告:渋谷(良)
お天気もまあまあのなか、午前6時に集合場所である聖籠新発田インターを南魚沼市にある高倉山に向
け出発しました。登山口付近は工事中のためバリケード手前に駐車し、身支度を整えて8時18分に出発
しましたが、昨年の大雨による土石流のため登山道が見つからないことから、9時23分標高553m付
近の土石流警報ワイヤー付近から引き返しました。その後、裏巻機ハイキングコ-スに向いましたが、こ
こも工事中のため通行止めで引き返しました。
このような想定外でもここは山の宝庫、地図を広げすぐに八海山に行くことにしました。当日は山開き
で八海神社の火渡りを横目にスキー場駐車場に到着し、ここからロープウェイを利用して千本檜小屋まで
登ってきました。途中、残雪もあり、タムシバやショウジョバカマ、イワカガミなど春の花を楽しむこと
ができました。
<行程は次のとおりです>
スキ-場10時56分~11時7分ロ-プウェイ山頂駅~11時15分大崎登山道合流地点~池ノ峰~12時28分避難小
屋(昼食)12時55分歩き始め~13時5分浅草岳~13時45分薬師岳~13時55分千本檜小屋~(休憩)14時21分
往路下山~16時1分ロ-プウェイ山頂駅
≪反省文≫
出発前に、地元市役所か観光協会等に確認すべきだったと反省しています。
高 城 山 (ヒメサユリの小径) 担当:近藤
日 時:平成24年6月10日(日) 雨
参加者:近藤、大川原、岩渕、吉井 (報告:吉井)
朝から雨が降っていました。長禅寺の前に新しく出来た駐車場に車を置き、雨具を着、傘をさして出発
しました。
山道にはいるとヒメサユリがあちらこちらに見えてきました。1本の枝に2つ3つ、一番多いもので6つの
淡いピンクのお花が付いていました。途中、見晴らしのいい場所に出ましたが、残念ながら何も見えませ
んでした。本当なら守門岳、米山が見えるらしいです。また、道の端に短歌が石に刻まれてたくさんあり
ました。それを詠みながら行くのも楽しいものでした。城址に着き写真を撮り、休憩後来た道を戻りまし
た。下山の時には、雨でも人がたくさん登ってきました。
下山するとヒメサユリ祭りのテントには、菊田まきこ衆議院議員がいました。
近藤さんは一緒に写真を撮ってもらいました。テントで甘酒をいただいて、帰りは、七谷コミュニティセ
ンターでお風呂に入り、お昼を食べ、途中 安田ヨーグルト工場のお店でソフトクリームを食べました。
他にナルコユリ、ガクウラジロヨウラク、ツクバネウツギ、アザミ、クロモジなどの花や木がありまし
た。皆さんお世話になりました。楽しかったです。
守 門 大 岳(1432.4m)・塩入川コース 担当:大川原
日 時 : 平成24年5月27日(日) 晴れ
参加者 : 阿部(ツ)、大川原、岩渕、菅原、小林 (報告:小林美)
早朝5時15分に五十公野公園駐車場集合、出発しました。
当日は守門岳の山開きです。入塩川の登山口を目指しましたが、案内看板が落ちていたため見過し少しウ
ロウロしてしまいました。途中路肩が崩れていて要注意です。ここまでの道のりは去年の集中豪雨のつめ
跡があちらこちらに残っていて痛々しかったです。
7時20分登山口駐車場を出発しました。始め沢沿いの道を行きます。沢の徒渉は合わせて約30カ所
もあり、阿部さんから前もって連絡があったピン付き長靴が大活躍。緩やかな登りが続きます。
8時35分雨晴(あばらせ)清水。ブナ林一面の残雪が出てきます。この辺から先が見えない急登のブナ
林が延々と続きます。1.5㎞も続いているという大きなブナ林は他では見られないほど背が高く立派
で、このコースの目だまです。やっとの思いでブナ林をぬけると素晴らしい展望が待っていました。
中津又岳を経て11時25分大岳山頂到着。山頂は200人はいたでしょうか、大変な賑わいでした。
大岳での山開きの神事は終わっていましたが、ありがたい(美味しい)御神酒をいただきました。
山頂では登ってくる途中一緒だった三条のグループの方たちにお邪魔して、採りたての山菜をご馳走に
なりとても楽しい昼食になりました。
12時45分山頂出発し下山。中津又岳12時55分→〆掛小屋14時8分→三角点14時20分→
登山口到着15時30分
登山口で「あと3人までだよ」と言う言葉に走ると、川原で地元の入塩川の人たちが大鍋(芋汁・山菜
汁?)で出迎えてくれました。他漬物に、ビールまで用意してありました。山開きには毎年行なっている
そうです。美味しい山菜汁をおかわりし、お腹を満足させて家路につきました。何かと頂きものが多かっ
た山行でした。
山菜採り報告 日時 平成24年5月20日(日) 担当:須貝
参加者 阿部ツ、石塚、小林3名、近藤、高橋、吉井、須貝 (報告:須貝)
さざれ石と福寿草
山菜採り当日は晴天に恵まれる。
朝8時頃、山路が初めての吉井さんが道に迷わずに無事到着。少し遅れて小林さん家族が到着する。
参加者が全員揃ったので、小林さんに車をお願いして2台で出発である。と、いっても何処でなにを採るの
かハッキリしているわけでもないのだが・・。
今回は昼飯持参での計画とし、山勘まかせで小国方面に向かうことにした。途中、下ノ沢入り口でワラビを採り、県境付近で車を止めて関川村の隠れた名所に案内する。
線路を越えて杉林を下ると絶景の荒川に出た。両岸の何の変哲も無い岩盤こそ「君が代」で歌われている「さざれ石」なのだ。石が岩になり、苔がむすまでには途方も無いほどの年月がかかるそうだが・・詳くは割愛する。
記念の写真を撮り、近くの岩場で山菜のウルイを採って車に戻る。
ツヨミさんがウドを数本持って戻ってきた。途中で見つけたそうだ。流石、ただでは転ばないようだ。
それに比べ、ワラビを踏んで歩く石塚さんと会員の行動にも色々である。
隣の車を見ると小林さん家族が弁当を食べている。朝食を食べないできたのかと聞いてみるとそうでもないらしい。ここも不思議な行動か・・。
小国町のコンビニで買い出しをして横川ダムに向かう。ダムの道路沿いでコシアブラを採って一度国道113号に出る。私の予定では九才峠を越えて白川に出たかったのだが、まだ残雪があって通行止めであった。
白川ダム湖岸にあるコテッジ「木湖里館」、ここの敷地で昼食にする。
毎年、我が家では山菜採りを楽しみながら、この場所によく来る。妻や娘と隣のホテルのレストランで食事
することも有り、気晴らしに良い場所である。(どぶろくアイスも美味しい)
先客のご夫婦に挨拶をして壊れかけた桟橋に陣を取る。
新緑が水面に映り、遠くに飯豊山が白く輝いている。春の陽射しが暑いくらいだったが風が気持ちよく、美味しい差し入れと会話に楽しいひと時を過し、記念写真。
(夫婦の旦那さんにお願いして、私も一緒に写してもらった筈なのだが自宅で確かめると写った写真はなかった・・残念。)
午後からは間欠泉のある「湯の華」に向かう。途中、広川原集落に趣のある旧家がある。現在、広川原集落
に住んでいるのはこの家一軒のみであり、老夫婦が暮らしているそうである。近くに家はあったが生活の様
子は無かった。数年前までは数件暮らしていた様だったと記憶していたのだが・・。
川沿いで車から降りて探索しているとツヨミさんが呼ぶ。
「これ、ワサビ」「そう、ユリワサビだよ」と答えると嬉しそうに「私、天才だわ」といいながら山葵を採
りはじめた。「天才と言っても違う方の天災じゃないの」と冗談まじりの会話、車に戻るとツヨミさんがま
た呼ぶではないか。「今度はな~に」。「福寿草が群生しているよ、ほらね凄いでしょ」と指をさした。こ
の場所に昔はお寺があった様だと小林氏が教えてくれた。
遅い雪解けから、咲き出した可憐な福寿草に広川原での栄枯の歴史を感じた瞬間でもあった。
沢沿いに車を走らせる。途中、残雪の壁があったりで奥深い場所に間欠泉「湯の華」がある。以前に高橋さ
んと来た事があったが他の人は初めてのようだ。
入浴代600円、露天風呂は混浴らしい。食事もできるし宿泊も可能で隠れた秘湯として人気がある。
ここの源泉は37度と低いので温めて温度を上げているが、露天風呂はそのままの様で寒かったらしい。
近ちゃんが風呂から上がって来ないので聞くと「間欠泉でケツ洗いだと」。異様な行動の多いモンテ会員なのである。
少しづつであったが数種類の山菜も採れて、のんびり楽しんだ一日でした。
自然の中に世の移りを感じたひとときでもありました。
二王子岳、鐘上げ山行報告
日時 :2012年4月29日(日)
天候 : 晴天 参加者 : 菅原
当初、4月22日に計画していたのですが、ご存知の通り今年は大雪で神社まで車が入れるのが遅くな
りそうで計画を一週間遅くしました。渋谷(良)さんに、市役所へ二王子神社までの除雪計画を訊いても
らいましたが、いつになるか分からないとの事。25日夕方に下見に行くと、南俣集落から400m位の
ところの山側に小し雪があり車は行けないがその先には雪はしばらく無い様に見えた。犬を散歩中の地元
の人に聞いたところ、3日の二王子神社の大祭までに除雪が出来るかどうか分からないとの事でした。
申込〆切日になっても誰からも電話が無く、困ったと思いながらも、一人で鐘上げに行くことにしまし
た。(昨年の鐘上げも大川原さん一人でした。)
4月29日、6時に家を出てコンビニでおにぎりを買いどこまで車がいけるか少しドキドキしながら車
を走らせましたが、なんと神社まで除雪が終わっていました。(本当にラッキーでした。)
神社裏の駐車場と神社脇に合計10台ほど止まっていました。そしてトイレ脇の古い小屋が大雪のせいだと。
6時50分、登山開始する。雪はしまっているが表面は腐っていて大変歩きやすい。一王子小屋8時
着。独標8時40分着、積雪1.6mくらい。スキーを背負った人が二人ほどいた。
10時15分山頂着。小屋から鐘と三脚を出し近くにいた人に手伝ってもらい無事鐘を設置しました。
(手伝ってくれた中の一人は釣鐘塔を建てたときも手伝ったそうです。)おにぎりを食べ、尻セードをし
ながら下山し13時二王子神社に着きました。下山中は沢山の登りの人にすれ違いました。
ところで、塔の「青春の鐘」と書かれた板のほとんどと、支柱の3分の1位(ともに西側の面)はペンキ
が剥れていました。例会で補修の検討する必要があると思いました。 (報告:菅原)
参加者 :伊丹、遠藤、小林美、吉井、滝沢、山崎、須貝
遠藤さんと総会の席で弥彦山に登る約束をしてしまった。最近、雑用が多いので、日程を決めると不都
合がとも思えたが会のメンバーと滅多に行動を共にできないでいたので参加することにした。珍しいこと
に女性達から「行きましょう」と膝をなでられながら変わった形での誘いが有ったのも参加を決めるきっ
かけになったのかも・・。
予定日近くに担当の遠藤さんから電話が有り、下見に行って来たが場所によっては雪が残っているとの
話であり、むろん、花はまだ咲かないとのことであった。当日の天候も危ぶまれていたのだが、機会を逃
すと参加が困難な私なので中止はしないでと頼み、当日を迎えるのであった。
思っていた様に31日は天候が良くない。家を出る頃から雨となった。遠藤さんの企画なので一応は登
山装備を持って集合場所に向う。あそこが集合場所ならこの辺だろうと行った処に集まった人が半数、他
の場所に集まった人が半数という意思決定の低さを感じてしまう結果だった。 ともかく、男2名、女性
5名を乗せてワゴン車は向うことになった。行先は弥彦山を断念し長岡市に行くことに・・。誰かが越後
丘陵公園の雪割草が咲いたとか言って・・。早速、現地に向うことにする。助手席に遠藤さんがナビを務
め、色々な見処、食べどころを話すが、長岡は知らない私は彼まかせである。後ろの座席は女性達が賑や
かであった。丘陵公園 雪割草をバックに
丘陵公園は雪の中にあり、どうみても自然の花は咲いていそうも無い。
雪割草祭りの旗が冷たい風雨に打たれて歓迎してくれた。この日は無料で館内に入れた。
館内では多様の雪割草が早春を告げて咲いていた。
冬場は花から遠退いていたので鉢植えであっても心が和む。
自然の様に作った箱庭をバックに記念写真、女性に囲まれた遠藤さんも嬉しそうだ。
記念に鉢を一つ買って車にもどる。歴史博物館内「次は何処」とナビに聞
くと歴史博物館が良いかもと遠藤さん、15分程で博物館についた。
此処は博物館だけあって観るものが多い。特に雪下ろしの風景が懐かしく、子供の頃を想い出した。
有料であったが観る価値のある博物館であった。そして、人気のラーメン店、美味しい御菓子店と移動して、最後に釜風呂温泉に入浴し帰宅となった。「もう、帰るの。他には行かないの。」の声が背後から聞こえてくる。観光も楽しめれば企画として成功なのだ。その為に下見や観光ガイドを詳しく調べ、ナビをした遠藤さんに感謝です。
皆さん、楽しい時間をありがとう 記載、須貝
3月4日の午後3時から総会と新年会がありました。年間の行事で一番人数が集まるのが総会なのですが今年は17名の出席でした。
海外に出張している小林さんや新会員になられた吉井さんを交えていつもの様に賑やかな総会と新年会でした。普段会えない人にも逢えて総会も楽しい行事なのです。この日は五頭山に登山もしていますので
報告を待って記載いたします。
山頂での愉快な仲間今回は、モンテロ-ザ新発田の行事で五頭山に行きました。
終了後、会の総会がある為、早立ちして早々に下山予定で行きました。
当所、弥彦に行く予定との連絡で山を甘くみてワカンなど持参しませんでした。
おかげで、山頂付近のラッセルがきつかったです。
最近腹具合が悪く下剤が祟り、登山中も何度か苦しい思いをしました。
五十公野公園に集合し、急きょ五頭山に変更と聞かされ唖然。
前日は弥彦と担当者から聞いていましたが、駐車場に行くと五頭山に変更したとい
う。急に行き先変更するな! と内心思いつつ、出発。
まだ時間が早いとトレ-スも無くラッセルだろうなと思いつつ、メンバ-と車に乗って 登山口まで行きました。
木曜日に開通しすでに2~3台の登山者の車がありました。
天候は快晴で、夜に新雪が降ったのか前日のトレ-スが無い場所もありました。
2月の豪雪で旧スキ-場駐車場まで除雪されてませんでしたが菱ヶ岳登山口まで入りラッキ-でした。
ここに車を置いて身仕度をして出発。どんぐりの森コ-スを行きました。
今年になって一番春らしい陽気、すがすがしい山を堪能してきました。
(記載 小林ひ)
「モンテローザ・新発田」の会報が今回で100号となった。
記念すべき号に会長から一筆、と会報担当の岩渕さんから依頼を受ける。
思えば、2002年にモンテローザ・ファミリー会からモンテローザ・新発田に改名して10年が過ぎた。
その時間の経過の中で、山行などをはじめ数多くの活動から会員の思い出が会報に刻まれてきた。
思い出の年輪なのである。
行事に参加した個々の思い出や感動は個人の胸の中や写真として残せるが、
会報に書き留めることで、後輩や他人へ、会の歩みとして伝える手段として大切なのだと思う。
会報は行事案内への目的も担うが、会が存在する証しとしての会報なのでもある。
一昨年前からに過去の会報をホームページに載せる作業をしてきた。
楽しそうな写真や、歩いて見たい様な写真などを通じて、過去に想いを馳せる自分があった。
会員一人ひとりを思い浮かべながら・・。
願わくばどんな形であれ、一年に一度は全会員の言葉や写真が
会報に記載されたらと思う会長なのでもありました。
投稿は会員の存在場所なのですから、依頼を受けたら快く引き受けて下さい。
最後になりましたが、一号から会報を担当してきた小林さん、
引き継いで現在担当の岩渕さんと菅原さん、有難うございました。
100号の区切を一番の喜びとするのは皆さんだと想います。
200号を目標にして今後も活動をして行きましょう。
そして、楽しい思い出を刻みながら有意義な日々で有りたいと思います。
これからも宜しくお願い致します。